ワニのロゴマークで有名なフランスの「LACOSTE(ラコステ)」。

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平昌でおこなわれた第23回オリンピック冬季競技大会では、フランスチームが、トリコロールのワニがついた「ラコステ」のユニフォームを着ていました。

ラコステのロゴマークが、ワニから絶滅危惧種になった

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「ラコステ」といえば、なんといってもワニ。

ところが、その定番のワニに、ある動物たちが取って代わったポロシャツが、2月28日から同ブランドのフランスサイトから発売されました。

ワニの代わりに鎮座するのは、コガシラネズミイルカ、ジャワサイ、スマトラトラなどの10種の動物。どれも絶滅の危機に瀕しています。

シャツの販売数は限定で、その数はそれぞれの動物の現存数だというのに驚きました。

たとえば、コガシラネズミイルカのシャツの販売数は30枚。ということは、このイルカはいま全世界に30頭しかいないということになります。

そんなイルカの種類がいるなんて知らなかったし、しかもあと30頭しかいないなんてショックです。

世界的ブランドの影響力ってすごい

今回のキャンペーンは、「ラコステ」と環境保護団体「International Union for Conservation of Nature(国際自然保護連合)」との3年に及ぶ提携の第一弾。

これからも注目に値するキャンペーンが続きそうです。もちろん収益は自然保護活動へ使われます。

この前には、「バーバリー」の定番チェックが虹色になってLGBTQ+支持を表明したニュースもありました。

世界的ブランドは誰もが知る定番があるからこそ、知名度を利用してさまざまな問題に関心を向けたり、活動を支持したりすることができる。

そして、製品を買うことで、間接的に自分も活動に関わっているのです。

ファッションが社会に及ぼす影響力ってすごいと感じました。

[LACOSTE, Fast Company]

写真/Shutterstock