ユーザーの許可なく勝手に背後で仮想通貨のマイニングを行なっていたMacのカレンダーアプリ「Calender 2」が、Mac App Storeから削除された模様です。

提供者が取り下げたのかApp Storeが削除したのかは不明

人気のMacカレンダーアプリ「Calender 2」は、仮想通貨のマイニングによる、新たな”決済方法”を最近追加しました。無料ユーザーがプレミアム機能を利用したい場合、使用しているコンピュータのCPUを、仮想通貨のマイニングのためアプリに貸し出すという課金方法で注目を集めましたが、マイニング機能をオフにしても止まらない事態が報告されており、アプリ提供者の良識が問われていました。
 
これを受けて、Calender 2を提供するQbixの創業者グレゴリー・マガシャク氏は、仮想通貨のマイニング機能をアプリから除去することを発表しました。
 
マガシャク氏は、その理由を以下のように説明しています。

アプリからマイナー(仮想通貨をマイニングするプログラム)を削除することに決めました。次バージョンでは、マイニングを介してプレミアム機能にアクセスできる選択肢を削除します。これは次の3つの理由のためです:
 
1) マイナーライブラリを提供する企業が、ソースコードを公開しておらず、CPUの過剰消費問題を根本から解決するのに時間がかかりすぎること。
 
2) 仮想通貨のマイニング機能をアプリへ追加することで、あまりにも多くのバグが発生し、あたかも我々がユーザーの許可なく仮想通貨のマイニングを行おうとしているように見えたことです。Qbixの精神とビジョンに反します。
 
3) 個人的な感覚として、プルーフ・オブ・ワーク(Proof of Work:仮想通貨マイニングの基礎となる概念)は、地球レベルでの電力の浪費につながる危険なインセンティブをはらんでいます。我々は、このようなインセンティブに巻き込まれたくないと考えており、マイニング機能の削除が、他のアプリにとっての先例となることを期待しています。

Qbixのこの発表の後、カレンダーアプリCalender 2は、Mac App Storeから姿を消した模様です。Qbixが取り下げたのか、Mac App Storeが削除したのかは明らかになっていません。
 
 
Source:AppleInsider
Photo:The Verge
(lexi)

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