13日、英国の権威ある文学賞「ブッカー国際賞」が、候補作にノミネートされた台湾の作家の国籍を「台湾」と表記したことが中国で問題視されている。資料写真。

写真拡大

2018年3月13日、中国メディアの観察者網は、英航空会社ブリティッシュ・エアウェイズが台湾独立主義者からのクレームを受けて、ウェブサイト上の「出発国」の項目の表記を「中国台湾」から「台湾」に変更したのに続き、英国の権威ある文学賞「ブッカー国際賞」が、候補作にノミネートされた台湾の作家の国籍を「台湾」と表記したことについて、「英国がまた挑発?」と報じた。

記事は、12日付の台湾・中時電子報の報道を引用し、台湾の小説家の呉明益(ウー・ミンイー)氏の「単車失竊記」(英語版タイトルは「The Stolen Bicycle」)が、ブッカー国際賞の18年度の候補作にノミネートされたことを紹介した。同賞に台湾の作家の作品がノミネートされるのは今回が初めてだという。

記事は、ノミネート作品のリストで、呉氏の「国籍」が「Taiwan」と表記されていることが確認されたとした上で、呉氏がフェイスブックに「国籍が『Taiwan』と表記されたことをとても光栄に思う」と投稿したこと、台湾文化部の鄭麗君(ジョン・リージュン)部長もフェイスブックに「台湾文化の光栄だ」と投稿したことを紹介した。

その上で記事は「つい先日も、ブリティッシュ・エアウェイズが台湾独立主義者からのクレームを受けて、ウェブサイト上の台湾に関する表記を変更し、多くのネットユーザーの怒りを買ったばかりだった」などと伝えた。(翻訳・編集/柳川)