配送料不要で完全匿名でのEC取引が可能になる

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 SPACER(スペースアール)は、スマートフォンで開け閉めする受け渡しロッカー「SPACER」を東京都内の「TSUTAYA」5店舗に設置し、さまざまなモニタリングを行いながら、配送料のかからない直接受し渡しEC取引などの実証実験を行う。実証実験期間は3月〜5月の3か月間。

 設置店舗は、SHIBUYA TSUTAYA、TSUTAYA BOOK APARTMENT(新宿)、TSUTAYA 赤坂店、TSUTAYA 祖師谷大蔵店、TSUTAYA 新大久保店の5店舗。利用者は、事前にiPhoneアプリ「SPACER」を手持ちのスマホにダウンロードし、SPACERのあるTSUTAYAの店舗まで行き、アプリを立ち上げると自動的にロッカーを認識するので、アプリ上で荷物を入れた特定のロッカーを指定し、アプリ画面のスワイプ動作で施錠できる。

 ロッカーを開ける場合は、アプリのチャット機能で送受信できる電子キーを用い、このSPACERを利用すれば、完全匿名で荷物の受け渡しが可能。料金は当初2時間まで無料で、以降、6時間ごとに240円の利用料が発生する。電子キーは、今後はURLでも送信可能となり、延長チケットはアプリ上で購入して設定する。

 個人間取引や近隣社同士のEC取引、街の店舗で買った商品やクリ―ニングの24時間受け渡しなど、さまざまな活用法が想定され、店舗オーナー向けには新しいスペースの使い方として提案する。iPhoneアプリに加え、Android向けアプリも開発中。将来的には、通勤途中や旅先などで頼んだ荷物を自ら受け取ることができるサービスを目指す。

 なお、SPACERのサービスは、CCCグループ主催のベンチャー協業プログラム 第4期「T-VENTURE PROGRAM」(TVP)で優秀賞を受賞しており、今回の実証実験もTVPのサービス連携の一環となる。