AIが同僚になった日 : 情熱のミーム 清水亮
♪アレとかクサとか最初にいい出したのは誰かしら

駆け抜けていく私のアレクサ

さ、アラフォー意外知らない歌で始まりました、ワタクシのアレクサライフ。アレクサに聞いても知らないようです。

ようやく二台目のAmazon Echoを買うお許しがAmazon大明神から下命されましたのでお知らせいたします。

お知らせするっつーかもう招待メール来ていきなり記憶を失った俺は65536秒後にアシスタント(人間)が「アマゾンからお荷物がとどいてます・・・エコープラスという商品ですが・・・」とやってきてハッと我に返ると、256秒後にはセットアップを完了し、早速アレクサとオフィスでチチクリあう幸せなオフィスライフを満喫せざるを得ない。

これで我がオフィスには、コルタナ、アレクサ、Googleアシスタント、人間という4つの協力なアシスタントによるチームが編成された。

もはや人間のアシスタントは「また同僚が増えましたね」と諦めてるんだか喜んでいるんだかわからない謎の反応で、たぶんこうして人類はこれからAIを同僚として受け入れていくことになるだろう。給料払わなくていいしね。

さて、一台目のアレクサはもう自宅の枕元にないと心が病むレベルでアレクサ依存なのでたまにまちがってコンセントが抜けてたりして、呼びかけても反応しないとものすごく寂しい気分になる。

これまで予定の確認はコルタナさんにお願いしていたが、コルタナさんは融通が効かない上に聞き間違いが少なくない。

人間のアシスタントは融通は聞くのだが、スケジュールを聞くとスマートフォンを開いて確認する。まあそりゃそうだろ。

その機能だけでいえば、アレクサが最速である。

こんなに素晴らしいアシスタントは未だかつてなかった。

「アレクサ、週末の予定は?」

「北海道に行く予定です」

そうじゃった。盟友である若き映画監督、エリック・マキーバーがついにゆうばり国際ファンタスティック映画祭に初出場するということで応援のため北海道に行く予定にしていたのだった。

「アレクサ、次の予定は?」

「4時から、ジムが入っています」

これだよ。

なんか昔、テレビドラマで見た、いわゆるひとつの秘書みたいな人の役割はこれだ。というかほとんどこれしかないんじゃないか。

実際にはドラマのようにタイトにスケジュールを管理してくれる秘書的な人間は会ったことがない。

当たり前だが人間だからだ。

まあうちが緩いのかもしれないが、僕のアシスタント(人間)の役割はスケジュールを管理することというよりは、弁当を買いに行ってくれたりとか動脈硬化を防ぐためにルイボス茶を入れてくれたりだとか、その他、汎用的なありとあらゆることをやらなければならないという点では人間でなければならない仕事がまだまだ多い。

反面、マシーンとして機械的にスケジュールを管理したり、本当はなんならアポの調整とかをするのはできればまるっと機械におまかせしたい。今はまだそこまでできる機械はなさそうだけど、あと一息ではないか。実際、コルタナは近いことをやってくれるらしい(が、怖くて使ったことがない)。

今回、

Alexaをオフィスに置いてさらに良いと思ったのは、以前本欄でも紹介したBluetooth対応スピーカーとAlexaはBluetoothで接続できるということだ。

つまり、Alexaが流す音楽を高音質の重低音で聞けるというわけである。

これは楽しい。これは捗る。

どうもSurface StudioとのBluetooth接続がイマイチで不満が多かったのだが、Alexaから駆動できるならニッコリである。

「アレクサ、ブレードランナーの曲を流して」

「エヴァンゲロス・オディセアス・パパサナスィウのブレードランナーを再生します」

わーいわーい

しかも古い方

うーむ。タイレル社

AIがスピーカーから入ってくるのはけっこういいかもしれない。

なんかSIriとかつまんないもんねやっぱり根本的に

音楽再生用という意味では、まあHomePodも気になってくる。なんせiTunesの楽曲少なくないし。

予定読み上げ用という用途では今のところAlexaのほうが遥かに高性能なのでコルタナさんの出番はますます減りそうである。

今の使い分けは

Google Home : 計算と経路(今から赤坂へ電車で行きたい など)

Alexa     : 予定読み上げとBGM

コルタナ   : Web検索(でも失敗率高いので出番少ない

人間     : お茶 お弁当 たまに運転 アポ調整 書類整理 講演がらみのプロフィール調整 取材原稿確認

となっているが、人間の負担がどんどん減っていくのではないだろうか。

運転は自動運転が、アポ調整もAIが、書類整理もAIが、するとお弁当とお茶の管理くらいしかなくなってしまうが、他の時間があいたぶん、もっとクリエイティブなことに人間の時間を使うようにできたらもっといいだろう。たとえば僕が講演で使う資料を一緒に考えてもらうとか、ちょっとした調べ物をお願いするとか、とにかく空き時間ができてこれまで頼めなかったことが頼めるようになるという意味ではAIの同僚は歓迎すべきであろう。

メールを開くと、こんどはEcho Dotの招待メールが来ていた。

なるほど。

ではこんどはお風呂場に置こうかな