Googleが1443ppiで120Hz駆動の4.3型VR用OLEDディスプレイを5月に発表見込み
5月に開催されるSID(The Society for Infomation Display)のDisplay Week 2018において、Googleが4.3インチのOLEDディスプレイを発表するかもしれません。プログラムに記載された内容によると、4.3インチ 18Mピクセルで画素密度は1443ppi、120MHzで駆動する視野角の広いHMD用ディスプレイとなっています。OLED-infoによると、解像度はおそらく5500x3000とのこと。ディスプレイサイズが小さいのは、これを2枚装着するVR用ディスプレイのためと考えられます。

1443ppiという数字がすぐにイメージできませんが、GoogleのPixel 2が441ppi、Galaxy Note8で515ppi、iPhone Xが458ppiと考えれば、3倍近く高精細だとわかります。なお、VR用ではVIVE PROがディスプレイ1枚あたり3.5インチ 615ppiとなっています。

Googleは2017年5月、ハイエンドVRディスプレイを開発するため、主要なOLEDメーカーの1つと提携したことを明らかにしています。Nikkei Asian Reviewによれば、このメーカーはシャープとのこと。ただ、GoogleはLGディスプレイに約975億円の投資を打診したとの報道もあり、本当にシャープと組んでいるのかは定かではありません。

メーカーはともかく、本当にこんな高精細なディスプレイが作れるのかが気になるところ。しかし、2016年には、韓国の有機ELディスプレイ製造装置メーカー Sunic Systemが、面ソース(Plane Source)蒸着方式を使うことで、1500ppiのディスプレイ製造を可能としています。この技術、最高で2250ppi(約11K)まで製造できる可能性があるのだとか。

Googleの発表は、製品発表ではなく、プロトタイプの披露や技術的なデモになると思いますが、Display Week(5月22日〜25日)の前にはGoogle I/O(5月8日〜10日)もあります。ひょっとすると、こちらで何かの発表があるかもしれません。