高梨沙羅

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12日、日本テレビ「NEWS ZERO」では、先の平昌五輪に出場し、スキージャンプ女子個人ノーマルヒルで銅メダルを獲得した高梨沙羅のインタビューを放送。五輪のジャンプから約一ヶ月、彼女の新たな日々を伝えた。

番組が伝えたのは、ノルウェーのオスロで行われたノルディックスキーW杯に備える高梨の様子だ。スタッフから「オリンピックが終わって考えることが変わりました?」と訊かれると、「考えることが変わりましたね」という高梨は「また新しいスタートを切らなきゃいけないので『ああしたい』『こうしてみたい』とかアイディアが浮かぶことが多いかもしれない」という。

また、この遠征に銅メダルを持参していないという高梨は、その理由を「結果として獲らさせて頂いたものだけど、それをずっと持ち歩くと自分の中で色々と考えてしまうというか未練になってしまうような気がした」と説明。平昌五輪後のW杯では現時点で勝利はなく、「どうしてできないのかとか、自分にしっくりくるジャンプをそんなに感じられていない」などと調子を落とし苦悩する様子を垣間見せると、「一度ばらして1からというか、0から組み立て直さないと」と課題も口にした。

では、4年後の五輪については、高梨はどのような想いで臨むのか。「オリンピックで金メダルを獲ることが私の競技の中での目標の1つ」という彼女は、「やっぱりそこを目指して、北京オリンピックもそうですけど、その先その先と続けてやっていきたい」と意気込んだ。