F1最終戦中国GP、上海インターナショナル・サーキット。F1史上最多となる19戦で行われたきた今シーズン。ドライバーズ・タイトルはすでにフェルナンド・アロンソ(ルノー)が獲得しているが、コンストラクターズ・タイトル争いはわずか2ポイント差で、ルノーがマクラーレン・メルセデスをリードする形で最終戦までもつれ込んだ。

 前日に行われた予選では1位アロンソ、2位ジャンカルロ・フィジケラとルノーがフロント・ローを独占。マクラーレン勢はキミ・ライコネンが3位、ファン・パブロ・モントーヤが5位の位置に付けた。

 注目のスタートではアロンソが見事に飛び出し、2位フィジケラがライコネンとモントーヤを押さえる盤石の体制で徐々にその差を広げて行く。レースが動いたのは18周目。ライコネンのすぐ後ろに付けていたモントーヤは、コース上の落下物をよけ切れずに踏んでしまい、タイヤ交換をするもその後リタイヤ。ここでマクラーレンの自力でのタイトル獲得が消滅する。

 30周目、ナレイン・カーティケヤン(ジョーダン・トヨタ)のクラッシュによりセーフティーカーが投入。ライコネンはピット作業でフィジケラの前に出ることに成功するものの、アロンソまでは追い付くことはできず、1位アロンソ、2位ライコネン、3位ラルフ・シューマッハ(トヨタ)、4位フィジケラの順でチェッカーフラッグを受ける。ルノーがドライバーズ・タイトルに加え、コンストラクターズ・タイトルのWタイトルを獲得し、有終の美を飾った。BAR・ホンダでのラストランとなる佐藤琢磨は途中リタイヤとなっている。

 昨年までの5年連続チャンピオン、ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)から史上最年少チャンピオン、アロンソへの世代交代となった今年のF1GP。その影には4度のエンジン交換による順位降格に泣かされたライコネンの存在も忘れられない。昨年とは打って変わって不振の一年となった佐藤琢磨は来季新チームでの動向が注目される。第9戦アメリカGPでは前代未聞のミシュランタイヤ勢のレース・ボイコットなどもあり、今シーズンのF1GPは波乱に満ちた一年となったが、各チームはすでに来シーズンに向けて動き出している。

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