ソン・フンミン(左)とシン・テヨン監督

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【ニュース提供=スポーツ・ソウル】「選手が一年中活躍することはできない」

サッカー韓国代表のシン・テヨン監督は3月12日、ソウル鍾路(チョンノ)区のサッカー会館で、代表選手リスト発表及び記者会見を行った。

この日、シン・テヨン監督、「今回のAマッチ期間が最後の親善試合となる。23人の中に選ばれた選手が100%と見ることはできない。しかし、所属チームで熱心にプレーしている選手と、チェックしなければならない選手を選んだ。スウェーデン、メキシコ、ドイツと戦えると見込んで選んだ選手たちだ」と話した。

韓国代表の中心選手であるFWのソン・フンミンは同日、所属チームの試合で2得点を挙げるなど、4試合連続ゴールを決め、最高のコンディションを見せている。

シン・テヨン監督は、「ソン・フンミンに、今のような姿をW杯でも見せてもらいたい。しかし、W杯のとき、コンディションが落ちることもあり得るため、心配だ。ソン・フンミンがどのポジションでも良いパフォーマンスを見せているのはいいが、選手が一年中同じパフォーマンスを見せることは難しい。代表チームでのキム・シヌク、ファン・ヒチャンとのコンビネーションについては、19日に召集した後に考えなければならないようだ」と明かした。

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ディフェンスラインを全北で固めた理由

以下はシン・テヨン監督の一問一答。

――代表メンバー23人を発表した。

欧州での2連戦に23人を選んだ。Aマッチ期間の親善試合は最後になる。23人の中に選ばれた選手が100%と見ることはできない。

しかし、所属チームで熱心にプレーしている選手と、チェックしなければならない選手を選んだ。スウェーデン、メキシコ、ドイツと戦えると見込んだ選手たちだ。

――ディフェンスに全北現代の5人を選んだ。全北の4バックを使わなければならないとの意見もある。

選んでみたら、全北の守備ラインができあがった。良い選手だから選んだ。チームでたくさん呼吸も合わせている。

選んだ選手たちがベストとは言えないが、地道に歩調を合わせて、オフェンス陣と良いシナジー効果を生むことができると予想される。全北のディフェンス陣は多くの失点を喫しているが、良い選手たちだ。これまで国際大会で良いパフォーマンス見せたので選んだ。

――監督就任時から同じメンバーで戦うことができず、組織力が問題となってきた。全北の選手たちが選ばれたことで解消されると思うか。

そのいう部分もある。しかし、現在の代表選手の中で、もっとも良いメンバーだと思う。特定チームを見て選んだのではなく、良い選手を選んでチームを構成したのだ。

全北のディフェンスラインが代表のディフェンスラインだと思って選んだ。ディフェンスラインが次々と変わるより、所属チームで呼吸を合わせてることは良い点だと思った。

シン・テヨン監督を悩ませているもの

――FWの選手たちをどう活用するかも重要だ。どうするつもりか。

FWは所属チームで良い活躍を見せている。4-4-2で臨んだとき、ソン・フンミンを2トップに置くか、サイドに置くかでポジションが変わるかもしれない。

2トップのパートナーを誰で行くか。ソン・フンミンを左に置いたときに2トップと1トップのどちらを使うかは悩まなければならない。1番目、2番目のオプションがある。

相手チームが私たちを分析している。だから、どう使うかとは言えない。様々なポジションを構想している。どんな選手を置いて作っていくということは言えない。

――3月が過ぎれば、チーム作りを締めくくらなければならないはずだ。どんな計画か。

代表チームの構成は、80%以上確定している。先週、練習試合に出場していたコ・ヨハンが離脱した。所属チームで怪我を負うことも考慮しなければならない。大きな怪我がなければ、80%以上は私の頭の中にある。

――エントリーの構成でもっとも頭を悩ませているのは何か。

私を混乱させているのは、ディフェンスラインだ。全北のディフェンスラインが代表のディフェンスラインを構成している。しかし、失点が多い。私にとっても負担だ。

スウェーデンやドイツの場合、フィジカルが桁外れだ。パワーで攻めてきたとき、我々のディフェンスがどれだけ耐えられるか。両センターバックが制空権で争いで相手に勝てるかということが、一番の悩みだ。韓国に、180cm以上のディフェンダーがいないかと悩み続けている。

ディフェンスラインについて悩みながら、失点を減らす方法を考えている。現実的な答えが出ず、悩みが尽きない。組織力のあるディフェンスラインを作るのが優先だと思われる。

――最近、ソン・フンミンが活躍している。W杯の準備において、インスピレーションを受けているか。

ソン・フンミンに、今のような姿をW杯でも見せてもらいたい。W杯では、コンディション落ちることもあり得るため、心配だ。

ソン・フンミンがどのポジションでも良い活躍を見せ、私を興奮させている。しかし、選手が一年中活躍することはできない。今、調子が最高潮に上がり、W杯が始まるときにコンディションが落ちる。

調子を取り戻す準備期間はあるが、5月にソン・フンミンの集中力や疲労度などが悪化しないかと心配している。代表チームでのキム・シヌク、ファン・ヒチャンとのコンビネーションについては、19日に召集した後に話してみなければならないようだ。

(構成=李 仁守)