奇跡の残留…“救世主”豊川雄太を監督やチームメイトが賞賛

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▽11日に行われたベルギー・ジュピラー・プロ・リーグ最終節でハットトリックを達成したFW豊川雄太が賞賛されている。ベルギー『WALFOOT』が伝えた。

▽オイペンは最終節を前に最下位に位置。勝利をした上で、得失点差で上回らなければ2部に降格する事態に見舞われていた。

▽4-0以上での勝利が必要なオイペンだったが、豊川はベンチスタート。ゴールレスで迎えた57分に登場する。

▽すると、73分に左サイドからのFKをヘッドで合わせて先制ゴールを決めると、76分にアシスト、80分にはCKからヘッドでゴール。89分にはこぼれ球を押し込みハットトリックを達成し、チームの残留に貢献していた。

▽試合後、ヒーローとなった豊川は少し照れ臭そうに「僕はヒーローでした」と英語でコメント。「とても素晴らしかったです」と語った。

▽また、チームを降格の危機から救った豊川に対してクロード・マケレレ監督やチームメイトから賞賛の嵐。救世主の活躍をたたえた。

◆クロード・マケレレ監督

「多くの若者は、ユウタを手本にすべきだと思う」

「彼はトレーニングに最初に現れ、最初に働く。ここでは何かに言及はせず、リズムが欠けている。ただし、彼のメンタリティは完璧だ」

「私は彼が形成を一変させるということをわかっていた。彼はスペースを必要とする選手なので、正しい時間に投入した」

◆ミカエル・ティルパン

「彼は本当にいい奴だ。異文化からやってきたし、言葉は話せないけど、全てに適応しているし、僕は彼に満足している」

◆ムバイエ・レイエ

「今日は、彼以上に相応しい人間は誰も居ない。僕はとてもとても、彼がヒーローだと思う。彼はハードワーカーであり、彼は努力家だと思う」