訪米を終え帰国した鄭義溶・国家安保室長(左から2人目)らから報告を受ける文大統領(同3人目)=11日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の青瓦台(大統領府)高官は12日、記者団に対し、任鍾ソク(イム・ジョンソク)大統領秘書室長を委員長とする南北首脳会談(4月末)準備委員会の人選を今週初めに終え、週末ごろに初会議を開く方針を明らかにした。

 南北が合意した首脳間のホットライン設置については、「まだ構築作業に入っていない」とした上で「北と実務協議をしなければならないが、まだ協議に入っていない」と述べた。

 ホットラインは文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が執務室で直接通話が可能になるよう設置する方向で進められる見通しだ。

 一方、文大統領の特使として訪朝した後、訪米しトランプ米大統領らと面会した青瓦台の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)は12日午前、1泊2日の日程で中国・北京を訪問する。同日午後、習近平国家主席に会い、訪朝と訪米結果を説明する。

 訪中後はそのままロシアに向かい、同国の当局者と会談する予定だ。18日に大統領選が実施されるため、プーチン大統領との面会は難しいとされる。

 日本には12日、情報機関・国家情報院の徐薫(ソ・フン)院長と国家安保室の南官杓(ナム・グァンピョ)第2次長が訪れ、当局者と会談するほか13日に安倍晋三首相と面会する。

 金委員長が文大統領の特使団を通じ、米国に米朝国交正常化の意思を伝えたとの報道に関し、青瓦台関係者は「分からない」として、「北が核とミサイルを放棄することは米国との正常な関係回復、つまり国交樹立を意味するもので、そのような発言があったかは分からないが、予定されている手順ではないか」と述べた。