QWERTYキーボードスマホ「Gemini PDA」、ゴールド版やカメラ付きモデルをMWC2018で見た
クラウドファンディングの成功から約1年、ようやく出荷が始まったPlanet Computersの「Gemini PDA」。日本語キーボード版もあるなど、世界各国に向けて本格的な販売が始まっています。そのGemini PDAのバリエーションモデルがMWC2018の同社ブースで展示されていました。

まずはゴールドバージョン。1000ドルという高価なモデルで、本体のメタル部分をローズゴールドに仕上げたもの。上蓋のカバーはゴールドで色のコントラストが楽しめます。30台限定生産ですが、関係者に話を聞くとすでに多くの注文が入っているそうです。金属の質感の高いGemini PDAだけに、高級モデルを欲しがるユーザーもいるのでしょう。



本体を裏返すと背面もゴールド仕上げ。落ち着いた色合いのなので派手さはありません。こうして金属の色を変えたバリエーションは今後も増やしてほしいもの。上蓋のカバーだけを交換して楽しむのもいいかもしれません。



そしてこちらはカメラ付きモデル。まだ試作品のためカメラの画素数は非公開。Gemini PDAの上蓋カバーを開けるとカメラ用の端子があるため、後からカメラと専用カバーに交換すれば自分でカメラを増設することができそうです。



あとは閉じたままでも写真が撮れるなどUIを作り込んでくれれば実用性は高そう。本体右にはGoogleアシスタントが起動するスマートボタンがありますが、これがカメラシャッターになるといいのですが。



さてMWC2018では独立系のモバイルOS、Sailfish OSのプレスカンファレンスが行われました。そこで発表されたのが、Gemini PDAへの同OSの搭載です。もともとGemini PDAはLinuxとAndroidのデュアルブートが予定されているなど、他のOSとの親和性の高い造りになっています。



Jollaが開発するSailfish OSは、元をたどればノキアのMeego OS。そのため旧ノキアユーザーにもファンが多いOSです。ホームボタンを必要とせず、画面スワイプで操作できるエレガントなUIは使いやすく、これにQWERTYキーボードが加われば最強のUIとなります。MeeGo OS時代は開発機としてノキアから「N950」が登場しただけでしたが、Gemini PDAにSailfish OSが搭載されたことで、同OSへの注目がこれから少しずつ高まるかもしれません。