勝負の日に身につける、「始まりと終わり」がある腕時計

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企業やメディアのイベントからTV、CMの製作、コンサートまで、あらゆる分野のプロデュースを行っているエンパイア エンターテイメント ジャパン。そのトップとして采配を振るうセオドール・ミラーさん。お気に入りの”ブルガリ オクト”について語ってもらった。

「テッドと呼んでください」

気さくに話しかけてくれるミラーさんの人柄もあって、和やかにスタートした今回のインタビュー。これまで10本くらい機械式時計を所有してきた彼が、いま一番のお気に入りというのが「ブルガリ オクト レトログラード」だ。しかも、この時計は「結婚5周年に妻がプレゼントしてくれた」大切な記念の品でもある。

「5周年に、お互いに贈り物をすることになったんです。私はこの時計に目を付けていたので、お店に行っては着用した写真を彼女に送ったりして、アピールをしてたんです。そしたらプレゼントされたので、とても嬉しかったですね」
 
現在この”オクト”は、スーツにあわせることが多いという。そして、仕事でもプレゼンテーションなどがある日は「結構これでいきますね」というほど、勝負どころで着用するモデルとなっている。
 
いまやブルガリの代表作といえるほどのポジションを確立した「オクト」。そのなかでも”レトログラード”を選択したミラーさんの着眼点が面白い。

「この腕時計、まずは、レトログラードに惹かれました。私はクルマも好きなので、その造形がなんとなくタコメーターに似ているところ。それに時間の考え方が好きなんです。普通の時計は、ずっとぐるぐる回って永遠に止まらないじゃないですか。レトログラードは、1時間の中に始まりと終わりがある。グーンと行っていっぱいになったらパッと戻るという考え方、そして動きが面白いなと思ったんですよ」
 
さらにミラーさんは、身に着けるものはコミュニケーションに繫がるともいう。この「ブルガリ オクト レトログラード」を初めて見る人はパッと見ても何時なのか、さっぱりかわからない。そこから「何ですかこれ!」って感じで話が生まれるというのである。

「それに、このオクトは程よい大きさで、薄さもいいです。一度買ったら、何世代に渡って使い続けられる。私には子供がいないですが、いたらそのうち渡したくなるというくらいの時計ですね」
 
このオクトは、勝負の日以外でも、パーティやコンサートなど、ちょっとフォーマルな装いのときにも着けるのだというミラーさん。クリスマスに奥さまと招待された”第九”のコンサートでも、このオクトを着用したのだとか。
 
ちなみに、ミラーさんの奥さまは、TVでも活躍されているタレントでモデルのアンミカさん。5周年にミラーさんが贈ったのは、ブルガリの「セルペンティ」ウォッチであった。



BVLGARI / Octo Retrogradi
2012年に発表され、いまや大人気モデルのオクト。四角と円を組み合わせた8角形のケースは、古代から建築様式などに用いられる永遠の象徴でもある。しかも110面体ケースは光を乱反射するので、どこから見ても美しい。このモデルは、仏語で逆行を意味するレトログラードと瞬時に数字が切り替わるジャンピングアワーをシンプルに組み合わせたタイプ。動きはユニークだが、時、分以外、余計なものが一切なく、視認性が高い。

ムーブメント : 自社製キャリバーBVL262 自動巻き
パワーリザーブ : 42時間
ケース素材 : ステンレススチール
ケース径 : 38mm
価格 : 171万円
問い合わせ : ブルガリ ジャパン 03-6362-0100

セオドール ミラー◎1971年アメリカ・ニューヨーク生まれ。大学時代に日本に留学し、卒業後電通に入社。2005年にエンパイア エンターテイメント ジャパンを設立。イベント制作、映像制作、キャスティング、マーケティングコンサルティングなどグローバルで展開。

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