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●Apple WatchにLTE、本当にいるの?

Apple Watch Series 3にはセルラー版が用意されています。セルラー版のApple Watchは、たとえiPhoneを自宅やオフィスに置いたままでも、単独で音声通話やデータ通信を利用可能です。

でも、Apple Watch単独のモバイル通信機能、本当に必要ですか?

私はApple Watchだけを装着して出かけたことは、基本的にはありません。正確にいうと、あることはあるのですが、それはApple Watch Series 3単独での音声通話やデータ通信機能を「試す」ためにやったこと。実はそのときにも、通常のデータ通信用に別回線のスマホは携帯していました。

iPhoneを忘れて出かけるというのは、私の場合はちょっと考えにくいです。普段私は完全ワイヤレスイヤフォン「Air Pods」を耳に差し込み、音楽やPodcastを再生してから自宅を出ます。iPhoneを忘れていたら、途中でPodcastが切れるので絶対に気づくわけです。

ただし、ジムでのトレーニングやスイミング中にApple Watchを活用している方に、単独でのモバイル通信はすっごく重宝されることでしょう。ロッカーにiPhoneを入れたまま、Apple Watchで受話したり、通知を受け、返信できるのは非常に便利。でも私の場合、運動といったらせいぜいジョギングしたり自転車に乗るぐらいなので、やはりつねにiPhoneを携帯しています。

●最速3月で無料期間は終了、解約方法は

さて、これまでセルラー版Apple Watch Series 3のモバイル通信機能は、3キャリアから無料キャンペーンとして利用できました。しかしこれはあくまでも期間限定のキャンペーン。ドコモ、ソフトバンクは6カ月、auは180日が経過すると、現在適用されている割引がなくなり、追加の負担が発生します。

具体的な金額としては、ドコモの「ワンナンバーサービス」は月額500円、auの「ナンバーシェア」とソフトバンクの「Apple Watchモバイル通信サービス」は月額350円がかかります。

実際、2018年10月19日からApple Watch Series 3でドコモのワンナンバーサービスの利用を開始したワタシは、4月16日から500円の日割り、6月からは全額がかかります。9月22日の発売日にApple Watch Series 3を購入して、利用を開始した方は、この3月から利用料金が発生するわけです。

たかが500円、されど500円。コーヒー代程度といえばそれまでですが、チリも積もればなんとやら。携帯電話利用料金や光回線、各種ネットサービスを定期的に断舎離している筆者にとって、決して見過ごすことのできない金額です。

モバイル通信サービスの解約方法はドコモと、au、ソフトバンクで異なります。auとソフトバンクは、「Watch」アプリから「モバイル通信→(キャリア名)」と進み「i」マークをタップすると表示される、「(キャリア名)アカウントを管理」を選択し、メッセージに従って解除手続きを進めます。

ただしドコモの場合は「(キャリア名)アカウントを管理」が表示されないので、サポートセンターまたはドコモショップで手続きするか、PCやスマホで「My docomo」から解約したうえで、Watchアプリから「ドコモプランを削除」を実行しなければなりません。ちょっとメンドウですね。

●悩んだ末、Apple WatchのLTE通信を……

結局、悩みに悩み抜いて私はワンナンバーサービス(LTE通信)を継続することにしました。めったにありませんがiPhoneのバッテリーがカラッポになることがあります。そんなときでもセルラー版Apple Watch Series 3があれば最低限電話はできるからです。筆者はフリーランス。電話を逃せば仕事をひとつ失う可能性があります。それを避けるための保険として、ワンナンバーサービスの500円は納得できる出費です。

あと、ピタゴラスイッチ的ホラー映画「ファイナル・デスティネーション」並みに運が悪くて、転んだ拍子にiPhoneが壊れて、かつ捻挫などして動けなくなってしまっても、Apple Watch Series 3から電話をかけられれば窮地を脱せるかもしれませんしね!

あ、ひとつ気をつけたい点として、セルラー版Apple Watch Series 3でモバイル通信を契約していることを周囲が知っていると居留守が使えません。モバイル通信の契約を継続するか否かは、その点も踏まえて決めてください。