[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2018年2月27日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、金沢カレーについて紹介していました。

今や全国的にも有名になった金沢カレー。ご当地グルメとして紹介されることも多いです。金沢カレーには、(1)ステンレスのお皿、(2)カレーの上にキャベツの千切り、(3)先割れスプーンかフォークで食べる、という特徴がありますが、もう一つ、黒い色をしているのも特徴です。なぜ黒いのでしょうか?

ゴーゴーカレー(Ishikawa Kenさん撮影、Flickrより)

工程を重ねて黒くなる

金沢カレーで世界へ進出したカレー店「ゴーゴーカレー」は、濃厚な味が自慢です。さまざまな材料をじっくり煮込んで作ります。

ゴーゴーカレーという名は、55の工程を経て、5時間じっくり煮込むことから、つけられたのだそうです。その工程で、カレーが黒くなるそうですが、詳しいことは企業秘密だとか。

元祖金沢カレーともいえる「インディアンカレー」は、金沢カレーのルーツともいえるお店です。創業当時、カレー専門店というのは珍しかったこともあり、専門店らしく家庭の黄色いカレーとは違うものを作ろうと、ルーを焦がし気味にして香ばしくし、カラメルを入れて黒い色にしていたそうです。

ステンレスのお皿は、見た目もハイカラで、割れにくく、キャベツも見た目が良くなります。そして、食べやすいように先割れスプーンを使ったのだとか。

黒い色で深みが増し、美味しさが凝縮した金沢カレー、ぜひもっと広まってほしいものです。(ライター:りえ160)