あなたは、家での港区男子をご存じだろうか。

毎晩のように西麻布に集い、個室でウェイウェイ。

そんなイメージが強い港区男子たちは、自宅では一体どんな顔をしているのか…?

そこで、港区男子のお宅訪問を敢行し、実際はどんなライフスタイルを送っているかを調査することに。

こだわりのマイホームから見えてきた彼らの暮らしとは?

前回は32階建てタワーマンションの高層階に住む、デザイナーの家へ伺った。

今週は、エリート美容外科医のお宅を訪問してみた。




〈今週の港区男子のマイホーム〉

名前:鉄 ソウさん(本名、33歳)
職業:美容外科医
場所:晴海
家賃:分譲(昨年購入)
年収:ヒミツ
交際:独身、結婚歴ナシ

東京オリンピックに向けて開発ラッシュが続くウォーターフロントエリア。

超高層マンションが林立する晴海エリアでもひときわ存在感のあるタワーレジデンスは、エントランスからして“別格”のオーラが放たれていた。

居住者専用のフィットネスジムやバーはもちろん、ライブラリーやスパまで備えている。

このタワマンの上層階に暮らすのが、鉄 ソウさんである。




鉄さんは、33歳の美容外科医。

彫りが深く整った顔立ち、服の上からでもわかる鍛え上げられた肉体に「もしや鉄さん自身も?」と邪推をするが

「いえ。患者さんからもよく聞かれるんですが、僕自身は何もしていないんです」とさわやかな笑顔を見せてくれた。




中国で生まれ育ち、大学卒業後に外科医として働いた後、最先端の美容医療を体得すべく来日。

英語と中国語、日本語を自由に操り、的確な施術をほどこす鉄さんのもとには世界中からクランケが集まるが、本人はいたって謙虚で仕事に対しても真摯に向き合っている様子。

昨年、赤坂からこのタワマンに引っ越してきた理由も、仕事を最優先に考えてのことだった。


「元」港区男子になった、深-い理由とは?


「前は赤坂の低層マンションに住んでいたんです。クリニックも近くて便利でしたが、港区に住んでいるとどうしても“誘われ体質”になってしまって(笑)。

友人からの誘いは嬉しいし、みんなでわいわい集まるのも楽しいから好きなんですけど、もっと勉強する時間を確保したかったんです。

職場は実践の場なので、勉強するならそれ以外の時間を使わないと。仕事柄、そんなに深酒もできないですし。晴海に引っ越してから誘われる回数は、ちょっと減ったかな(笑)」


“港区断捨離”でタワマンへ。そこで変わったことは?


医者、それも美容外科医という肩書であれば、さぞや派手な暮らしぶりかと思えば、彼は仕事最優先の生活を送る勤勉家。

鉄さんのすべての選択のポイントは、仕事という軸のもとにある。

引っ越し場所に晴海を選んだのは、都心からの“断捨離”という目的もあったが、最初からタワーマンションを探していたというわけではない。

「内覧に行く時間もないですし、タワーマンションはセキュリティが安心。部屋から海が見えてスパが付いているのも気に入って、即購入を決めました」

さすが、デキる男に悩んでいる時間はない。即断即決が鉄則だ。

「港区に住んでいた時と比べてだいぶ健康的になりましたよ(笑)」

そう笑う彼の1日のタイムスケジュールを聞いてみると、毎朝6時に起床し、8km〜9km走ったあとは自宅へ戻って仕事の準備をし、車でクリニックへ向かう。




仕事中はほとんどオペが入っているため休憩を取ることなくノンストップで施術をし、21時過ぎに帰宅。

その日のオペを振り返りながら自習し、23時には就寝するというストイックな毎日だ。

まさに、理想的な1日。

まるで何かのドラマから飛び出て来た、ミスター・パーフェクトのようである。

自分の患者からの相談のメールがあれば、できるだけスピーディに対応できるよう万事臨戦態勢を取っているため、休みはほぼないに等しい。

「僕にとってベストなのは仕事に全力を注げる環境。そういった意味では、いまの生活はとても充実していると思う」




暖かい季節はバルコニーのソファのうえで海を眺めながら本を読む。

たいていは仕事関連の医学書だが、それでもホッとひと息つける時間なのだという。


気になる休日の過し方。愛車を飛ばして向かう場所とは…?


このマンションの購入の決め手のひとつとなったスパにはあまり行けていないが、半日休みが取れたら愛車のポルシェ・パナメーラを駆り出して近場の温泉へ行くこともしばしば。

昔から大きい車が好きで以前はキャデラックに乗っていたこともある。

見た目以上に重視するのはインテリア。運転しているときの快適度は譲れないが、基本的には車もファーストインプレッションで決めることが多い。




「定番だけど、車ですぐなので箱根が好きです。強羅のあたりの旅館に泊まって、朝早く起きてクリニックに出勤することも。僕なりのリフレッシュ方法です。

あとは那須もいいですね。ブリティッシュライフというインテリアショップがあるんですが、そこで自宅の家具を買って帰ることもあります」


選択肢が多くてもブレずに生きる、シンプルな取捨選択法


ショッピングは好きだが、休暇で海外に行ったときにまとめ買いをすることが多いそう。

好きなブランドはベーシック&シンプルなTOD’S、アイウェアならトム・フォードなど。

時計は仕事を達成した記念として、これまでカルティエやショパール、IWCやBELL&ROSSなど、そのときの気分にしっくりくるものを購入してきた。

タワマンと同じように、鉄さんのポリシーは「運命を感じたら、即決する」こと。




「いずれは日本の美容技術を中国にも広めていきたいと思っています。日本の技術は世界でもトップクラス。技術の進歩に比例して、整形に対してのネガティブなイメージもだいぶ少なくなってきています。

美しくありたいと思うのは人間として大切な感情。それを第一線で支えられる医者でありたい」




最近は中国のメディアからのオファーも多く、中国版Twitterのweiboではフォロワー数が10万人を超えた。

鉄さんがこの部屋を拠点に、中国と日本の美の架け橋をつなぐ日も近いのかもしれない。




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