寿司の前にお造りや旬の小鉢が来て、目の前で美味しい寿司を大将が握ってくれて、コースで5、6千円という安心感!

お酒込みで1万円いかないのが、リアルに毎月でも通える価格帯ではないだろうか?

心優しい大将を目の前に、カウンターでお寿司をつまんで、日本酒を傾ける。会計時に「こんなに安くていいんですか?」と聞かずにはいられない、優良コスパな寿司店をご紹介しよう!



「前菜と鮨コース」(1人前6,500円+税)
たったの6,500円で最高の寿司コースはここにあった!『鮨まるばつ』

カウンター寿司デビューとなる人でも気軽に利用できる『鮨まるばつ』。そうは言っても提供される寿司、料理は全て本格派の逸品ばかり。

寿司のみであれば4,500円で味わうことができるが、ぜひ注文したいのが前菜と寿司のコースだ。

「利益は余り出ていないので、NPO(非営利団体)のようなものですね」と店主・杉浦秀樹氏は笑うが、食べ進めていくとこの言葉の真意に気がつき、頭があがらなくなってくるほど、全てが旨い!杯がどんどん進んでしまう。



靴を脱いで寛げる座敷スタイルのカウンター

1貫ずつ握りたての寿司がポンと目の前に置かれていく様子は「これぞカウンター寿司!」と思わせてくれるだろう。

この日は「大トロ」、「神奈川県産エボダイ」、「天然ぶり」、「卵焼き」、「コハダ」、「ヤリイカ」、「赤貝」、「蒸し車エビ」、「バフンウニ」、「神奈川県産さより」、「穴子」の11貫。

店主・杉浦氏がタイミングを見計らいながら握ってくれる寿司の合間には、「べったら漬け」など箸休めが出てくることも。こんなにお得な寿司と前菜のコースを提供する『鮨まるばつ』は、知っておいて損なしだ!




「寿司コース 月」(1人前5,800円)※コース内容は時期により異なる、写真は一例
5,800円で絶品のフルコース寿司ディナー!『寿司 高瀬』

『寿司 高瀬』ではディナーの寿司コースが5,800円で味わえる。寿司8貫に加え、前菜、お造り、焼き物と全8品を楽しめてこの価格というから驚きだ。

席に付き「寿司コース 月」をオーダーすると、まずは前菜、そしてお造り、焼き物と運ばれてくる。 この日の握りはスミイカ、カイワレの昆布締め、ヒガンフグ、コハダ、厚焼き、中トロ、ホタテ、イクラ、穴子の8貫。

桜の花の塩漬けを塩と混ぜた桜塩をかけて味わう「スミイカ」をはじめ、ピリッと辛みが効いた「カイワレの昆布締め」、コリコリとした食感が楽しい「ヒガンフグ」など一品一品にこだわりを感じる握りが揃う。

国産の塩イクラを仕入れ、塩抜きをして白醤油、みりん、酒に漬けこんで仕上げる自家製イクラや、砂糖と酒、みりんのみで炊いた穴子なども技ありの握りと言えるだろう。



経験を活かして握られる寿司。現在は赤酢を使用したシャリで握られている

寿司8貫を存分に味わった後には、野菜たっぷりの味噌汁、果物で締められる「月コース」。 大将は築地の名店『寿司 大』など約50軒を渡り歩いたベテラン職人。そんな大将が手がける品は、繊細で気が利いた料理ばかりだ。

また、同店はカウンター席だけでなくテーブル席や個室も備える。「水仙」や「萩」といった名の付く個室をリザーブすれば、接待や会食での利用にも最適だろう。

「いいお店知ってるね!」の言葉がもらえること間違いなしの『寿司 高瀬』。シーンに合わせて席やコースを選びながら、ゆっくりと絶品寿司を味わってみてはいかがだろう。




右から、金目鯛、トリ貝、ハリイカ、小肌。シャリは関西風の甘め
5,000円で優美な京料理と関西風の寿司7貫を堪能『白金 よこ山』

今年1月、白金商店街に誕生した寿司割烹。この道30年、京料理出身の横山拓生氏が手掛けるとあって、寿司屋のツマミの粋を超えた6皿前後の料理が実に秀逸。季節の移ろいを感じさせてくれる走り、旬、名残の食材を多用し、上品な器で提供する。

酒と会話と共に料理を楽しんだら、いよいよ寿司へ。西麻布『祇園 いの幸』(現在は閉店)で培った技術を受け継ぎ、関西風で握る。

驚くべきは、この上質さで5,000円という圧巻の価格設定。特別感たっぷりな時間を過ごせ、日常使いできるありがたい一軒だ。



春の訪れを感じる「菜の花とすっぽんの煮こごり」(5,000円<税別>のコースの中の一例)



たらの芽の天ぷらを添えた「ワカサギの天ぷら」(5,000円<税別>のコースの中の一例)



器も艶やかな「三つ葉とホタルイカの酢のもの」(5,000円<税別>のコースの中の一例)



鰹とあご出汁の「桑名の蛤の小鍋」いずれの料理も5,000円<税別>のコースからの一例で、お造りの盛り合わせや鰹のたたきも登場する。コースは他に6,500円と8,000円(すべて税抜)がある



カウンターで寿司を握る大将。丁寧な仕事がほどこされたネタを、リズムよく握っていく


5、6千円台の寿司コースで、こんなにも豪華なんて!!



お客様一人一人のタイミングに合わせて料理を提供してくれる握りは全8貫。いくら丼も味わえる
夜6,000円でこんなに豪華!『まんてん鮨 丸の内』

『まんてん鮨 丸の内』のディナーメニューは「おまかせ」ただひとつ。ただしこれさえオーダーすれば後は目の前の板前さんに身を委ねるだけである。

寿司のコースと聞くと、数品の小鉢料理の後に寿司がセットで出てきて、最後に汁物、茶碗蒸し…というイメージだろう。しかし、同店の「おまかせ」は、寿司は一貫ずつ供され、おつまみ料理と交互に味わえるスタイルだ。

品数も信じられないほど多いが、最高のタイミングで交互におつまみと寿司を交互に食べることで、不思議と胃にするっと全品をおさめることが出来てしまう。



カウンター席の他、4人席テーブルが2つ備わる

コースも終盤にさしかかると、胃は悲鳴を上げるかと思いきや、意外とまだまだ食べられてしまうのが「まんてん鮨マジック」。

ネギトロ、対馬産の「穴子」、食感と香りが楽しめるようにと海苔の上に握りをのせた「かんぴょう」、デザート感覚で食べられる「卵」と続く。特に「穴子」は、活きたままの状態で裁いて、サッと煮た身の柔らかな職人技が光る品だ。

しじみ汁、デザートが提供され、全25品のコースは幕を閉じる。絶妙な提供タイミングも手伝い、店を後にする頃には、満足感だけがカラダを満たしているだろう。




北海道産のバフンウニと、自家製のいくらを使用した小丼も好評 ※軍艦で提供する場合もあり
粋なつまみ付きの6,000円コースが嬉しい!『鮨 いっ誠』

「カウンターでお寿司が食べたい!」そんな彼女のリクエストがあったなら、『鮨 いっ誠』の予約をおさえてはいかがだろう。

同店では、コースは全部で3種用意。今回は人気の6,000円おすすめコースを紹介しよう。

まずは刺身5点盛り。この日は、しめ鯖、漬け鯖、マコガレイ、アカムツ、牡丹エビの5点。刺身の次は、「煮タコとシャコ炊き」、焼きもの、揚げものと続いていく。

そしてコース終盤はお待ちかねの握り7貫。この日はスミイカ、赤貝、こはだ、長崎県産はらかみ(中トロ)、うにいくら、穴子、卵焼き。



ウンター全8席。居心地のいいゆったりとした椅子も雰囲気にマッチ

扉を開けると出迎えるのは、ゆったりと配されたカウンター席。奥には4名まで利用可能な個室も備えるので、接待や会食での利用ならばこちらをリザーブしておきたい。

カウンター寿司というと、子どもはNGというお店が多いが『鮨 いっ誠』は子ども連れでも快く受け入れてくれる。 個室をおさえておけば、周りの目を気にすることなく家族でのひと時を楽しめるだろう。




「おもてなし おまかせ握り」(5,400円)がお得でおすすめ!
生本鮪とろの握りや職人技が光る逸品の数々が楽しめて5,400円『寿司酒場 おもてなし』

「肩肘張らずにお寿司とお酒を楽しめる」をコンセプトにオープンした『寿司酒場 おもてなし』。 板長を務める山口将寛が築地や産地から直接仕入れる鮮魚は、どれも新鮮でおいしい品ばかり。

この「任(まかせ)コース」は寿司屋ならではの逸品料理三品に刺身盛合せや前菜、生本鮪のとろが入った寿司五貫など全八品5,400円はお得。

「この内容でこの価格は正直ギリギリです」と山口氏は言う。職人技が光る西京焼や高級鮮魚の金目鯛の煮付など手間は惜しまない。

その日の魚の調子で献立を作るので内容は任せて頂きたいそう。だから「任(まかせ)コース」らしい。



一品料理も豊富に揃う

他にもコースが充実しているのも魅力だろう。寿司に照準を絞った寿司のフルコースや、寿司に囚われない和食尽くしのコースなど常に美味しい食べ方させてくれる内容は魚への愛を感じる。

カウンターの臨場感を楽しみながら、ゆっくりと食事をするのも良いし、テーブル席で肩肘張らず時間を楽しむのも良い。

様々なシーンで利用できる『寿司酒場 おもてなし』でこだわりの鮮魚と厳選の地酒を味わう夜も乙かも知れない。


まさかの2、3千円台!この価格なら月に何回も気軽に寿司で飲めちゃう!



「特選まとりにぎり」(3,800円)
表参道の穴場発見!気軽に寿司をつまんで飲んでも1万円以内『南青山 鮨まとり』

表参道駅から骨董通り沿いに数分徒を進めると辿り付くのが『南青山 鮨まとり』。2016年4月、現在のスタイルにリニューアルオープンして以来、気軽に寿司を味わえると人気となっている。

同店最大の魅力は、やはりそのお得さ。日替わり10貫を味わえる「特選まとりにぎり」(3,800円)はもちろん、1貫200円〜おこのみで注文することも可能だ。



カウンター席の他、テーブル席も備えグループでの利用も可能だ

ディナーで『南青山 鮨まとり』を利用するならば、握りだけではもったいない。まずはビールで乾いた喉を潤しながら、握り1、2貫をパクリ。

その後は、魚との相性がいい日本酒をオーダーして、「ばくだん」(1,200円)や「鯛のちり蒸し」(800円〜)などの一品料理とともにゆっくりと味わっていく…。

そんな楽しみ方が出来てしまうのも、値段を気にせず楽しめる同店だからこそ。「普段使いできる寿司処を探してた!」という人にぴったりのスポットだろう。




「握り特選十二貫盛り」は、大トロからウニ・イクラまで入って2,800円という破格
ディナーなのに破格!モダン寿司を12貫セットで堪能できる『あげまき』

恵比寿駅から徒歩6分の場所にある『あげまき』は、恵比寿の人気和食店「イワカムツカリ」の姉妹店だ。

コンセプトも同じく、食材の安全性と健康をテーマに、天然魚や、安全に蓄養された貝、また、天ぷらや麺、デザートもグルテンフリーにこだわっている。

店のジャンルはあくまでも居酒屋と謳っているが、我々の持っている居酒屋のイメージを変えてくれる。まず注目したいのは、一流料理店出身の料理長が握る、握り寿司。

握りネタは単品でも刺身でもオーダー可能だが、お得に楽しみたいなら「握り特選十二貫盛り」がおススメだ。



目の前で職人技を眺めながら楽しめるカウンター席は、おひとりさまにも人気

中トロ・大トロはもちろん、マグロ赤身・平目・石鯛・コハダ・鯵・あおり烏賊・ホタテ・甘海老に、ウニ・イクラまで入った12貫でお値段なんと、2,800円!

雲丹やイクラまで食べられて3,000円でおつりが来るというのだから驚きのコストパフォーマンスだ。大衆酒場のような庶民派の雰囲気を醸し出しながらも、料理や職人の腕は本物。

寿司を食べるなら、銀座の星付き店や築地の老舗もいいけれど、ちょこっとつまみたい、ひとりでサクッと旨い寿司が食べたいという時にも重宝する。