Photo: 小原啓樹

一流プロデューサーの音に対するこだわり…すごい。

左右をつなぐケーブルのない、ボーズ(Bose)の「完全ワイヤレス」ヘッドフォン「SoundSport Free wireless headphones」。ボーズならではの高音質と洗練されたデザインに加え、外れにくく快適なフィット感、最大5時間の連続再生が可能なタフさを備える魅力的なプロダクトです。

これまで、tofubeatsさん、スチャダラパーの皆さん、PUNPEEさんにお使いいただき、その印象をインタビューしてきましたが、皆さん一様にポジティブな反応を見せてくれました(こちらに特集ページも用意されています)。

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そして今回「SoundSport Free wireless headphones」を体験していただいたのはこの方、大沢伸一さんです。

ソロプロジェクトMONDO GROSSOとして活動するほか、プロデューサーとして他アーティストの楽曲を手がけ、DJとしても日本国内はもとより、海外でも活躍されています。

大沢さんの、音に対する鋭い感覚は「SoundSport Free wireless headphones」をどうとらえたのか? 話を聞きました。

デフォルメされていない音が好み

── 大沢さんがヘッドフォンをお使いになるのはどういうときですか?

大沢:ヘッドフォンを使うのは移動のときと、スタジオでレコーディングをするときが主です。DJをやるときは、あまりヘッドフォンを使わないんですよ。かける曲の内容や構成は頭に入っているので、ヘッドフォンで確認する必要はありません。あらかじめ頭出しの部分にポイントを打ってあるし、テンポもプレーヤーに表示されるのでそれを見て合わせることができますからね。

── 新しい曲を試聴したりDJ用の選曲をするときはどういう環境で聴いていますか?

大沢:スピーカー、もしくはヘッドフォンです。ノートPCの音で判断することは絶対にしません。ノートPCやスマートフォンで鳴っている音は、その曲の本質とかけ離れているので、最低限ヘッドフォンは使った方がいいと思います。勘違いしてしまうんですね。キーも分からなくなるし、ベースが出ないのでトニックも分からないですし。

── なるほど。好みの音というものはありますか?

大沢:一時期まで、「いい音で聴こえる」ということを重要視していたんですけど、あるタイミングからデフォルメされていない音の方が好きになってきました。たとえばモニタースピーカーでも、不必要に低音が出るものは、そんなに好きじゃなくなった。

── 今はフラットな特性の方が好みなんですね。オーディオ製品はどのようなものをお使いですか?

大沢:自宅で本格的にオーディオ製品を買い換えたのが1999年か2000年で、それから一度も買い換えず、スピーカーとアンプ、CDプレーヤーはLINN、ターンテーブルはROKSANというメーカーのものを使っています。

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── そのシステムが気に入っているのですね。

大沢:高い買い物だったので買い換えていないだけなんです(笑)。家に置くなら「美しくて後悔しないもの」という基準で選びました。でも、最初はそのよさが全然分からなかった。それこそ、LINNはそこまで押し出しの強い音じゃないので。「なぜこんなに頼りない音が高級とされているのか」って思っていました。今ではすごく気に入っています。

── オーディオ機器って高級になればなるほど、フラットな音になるという印象がありますね。

大沢:銀座でレコードバー(GINZA MUSIC BAR)を始めてから分かったのが、押し出しの強いインパクトのある音は、聴けても1時間くらいということ。集中して音楽を聴くという人にはいいかもしれませんが、バーのBGMのように長く音楽を楽しむという意味では、ある程度フラットな特性の音の方が疲れないので合っていますよね。

高音も低音も出ていて、なおかつ痛くない。これはすごく重要

── 今回「SoundSport Free wireless headphones」を使っていただきましたが、このヘッドフォンの音質はどう感じましたか?

大沢:チューニングがきちんとされている感じがしますね。低音もしっかり出ていますが、無駄な重低音が出ているわけではなく、現代的な音になっていると思います。

── 現代的な音というのは、具体的にはどのような音なのでしょう。

大沢:高音も低音もきちんと出ていて、なおかつ痛くない。これはすごく重要なことだと思います。

── 大沢さんが音で重要視しているのはどのあたりですか?

大沢:ベースです。擬似的に膨らませた低音というのは分かるんですよ。きちんと純粋に、もともと入っている倍音をブーストしたような音が好み。例えば、クラブのような雰囲気を楽しんでもらおうと、本来はない低音を擬似的に作り出して鳴らすようなシステムは気持ちよくない。芯がなくて、いろいろなところに散らばって、本当の低音じゃないというか。でも「SoundSport Free wireless headphones」の場合はそれはないですね。きちんと、存在する低音を増幅している感じがするので。

音質だけではなくデザインや使い勝手もクール

── ボーズの製品は何かお使いですか?

大沢:カーオーディオがボーズです。これもきちんと低音が鳴って、ボーズはいろんな環境で鳴らす研究ができているなと感じます。あと、バスルームに「SoundLink Wireless Mobile Speaker」を置いています。

── 「完全ワイヤレス」のヘッドフォンをこれまで使ったことはありましたか?

大沢:早い時期から使っていました。初期のころは、オーディオメーカーよりもベンチャーっぽい感じのところが多く、Bluetoothの技術は持っているけどオーディオの技術がもう少し、という感じで、あまりいい音ではありませんでした。その時代からいろいろ買い換えて試してきましたけど、いい音のものがなかったというのが正直なところですね。充電しても使える時間が短かったり、音量が足りなかったり、接続がすぐに切れたりしていました。

── そのような不満を抱えていた大沢さんが、今回「SoundSport Free wireless headphones」を使ってみて、どう感じましたか?

大沢:言うことないと思います。僕が想像していた以上のクオリティでした。まずは、音量がきちんとしているというところですね。作りも含めて素晴らしいと思います。

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特に、この耳にフィットさせるパーツ(StayHear+ Sportチップ)がすごくいいですね。ヘッドフォンにとって、耳にフィットするかしないかはとても重要なんです。ベースが出ている、出ていないとみんな言いますが、結局は耳の奥にきちんと入っているかどうかで全然変わるんですよ。無理やり低音を増幅させなくても、イヤーピースがしっかりと耳の奥に入れば、低音は聴こえてきます。そう考えると、このデザインや考え方はすごくクールですね。多分、開発にすごく時間がかかったんじゃないでしょうか。

── まさにその通りで「StayHear+ Sportチップ」の開発にはすごく時間がかかったそうです。お見通しですね(笑)。充電ケースや充電方法などについてはどうですか?

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大沢:このケースにバッテリーが入っているというのがいいですね。本体をケースに入れるときにマグネットでくっつく感じもいい。

低音の分離がきれいなので音量や音質チェックにも使える

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── オーディオ製品を試すとき、リファレンスにしている曲などはありますか?

大沢:特にないです。でも、自分の曲は聴けばどんな鳴りか分かるので、1回は聴いてみますね。「SoundSport Free wireless headphones」でも制作中の曲を聴いてみました。

── ご自分の曲を聴いて、感じたことや分かったことなどはありますか?

大沢:低音がいいですね。低音の分離がすごくきちんとしているので、音量や音質のチェックにも使える。僕は、曲を作ってミックスを終えて、最後に一般的なリスニング環境のリファレンスとしてクルマの中で聴くのですが、移動中のリファレンスとして「SoundSport Free wireless headphones」は使えると思います。

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── 「SoundSport Free wireless headphones」で聴くとしたらどんなジャンルの音楽がオススメですか?

大沢:多分、ジャンルはまったく選ばないと思います。非常によくチューニングされていますから、どんな音楽を聴いてもめちゃくちゃよく聴こえると思いますよ。

── そういうヘッドフォンやスピーカーってなかなかないですよね。何かに特化したもの…例えばDJ用なら重低音が出ますというものはありますが、オールマイティに対応できるものは少ない。

大沢:それはボーズの理念じゃないですか。ボーズ製品はどれを使っても、同じようにオールマイティに何でも聴けるという印象です。

── 先ほど「制作中の曲を聴いた」というお話がありましたが、近々新作がリリースされるのですか?

大沢:3月21日に『Attune / Detune』というアルバムが出ます。去年リリースした『何度でも新しく生まれる』の続編的アルバムです。新曲も2曲収録されます。

── それは楽しみです…! 今日はありがとうございました。

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「完全ワイヤレス」の素晴らしさは一度体験したら戻れないかも?

数々のワイヤレスヘッドフォンを使ってきた大沢さんも納得の「SoundSport Free wireless headphones」。あらゆる音楽を高音質で聴ける絶妙なチューニングはもちろんのこと、「StayHear+ Sportチップ」による安定した着け心地と、しっかりと装着することによる音質向上、そしてバッテリーを内蔵した充電ケースの使いやすさなど、ボーズらしさを凝縮した1台です。

まだ「完全ワイヤレス」ヘッドフォンを使ったことがないという方は、「SoundSport Free wireless headphones」を使うと、その高音質と快適さに、もう元には戻れないのではないでしょうか。実は僕がそうなんですが……。

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「SoundSport Free wireless headphones」は3色展開。シックなブラックのほか、スポーティなミッドナイトブルー、ポップなブライトオレンジがあり、どれも魅力的です。お気に入りの色を選んでください。価格は2万9160円(税込)となっています。

なお、本体は防滴仕様なので、急な雨でちょっと濡れるくらいならば問題ありません。また、「StayHear+ Sportチップ」により耳から外れにくくなっているので、スポーツ時だけでなく通勤時などにも向いています。

いかがだったでしょうか。今回のミュージシャン4組へのインタビューで、「SoundSport Free wireless headphones」の魅力が伝わったことと思います。

ご登場いただいた、tofubeatsさん、スチャダラパーのお三方、PUNPEEさん、大沢伸一さん、ありがとうございました。

そして皆さん! 「SoundSport Free wireless headphones」ならば、「完全ワイヤレス」ヘッドフォンに対する不安や不満は解消されるはず。ぜひ手に取って、耳に入れて、そのよさを感じてください。きっと、もうほかのヘッドフォンには戻れなくなりますよ!

Photo: 小原啓樹、Bose
Source: Bose SoundSport Free wireless headphones

(三浦一紀)