SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT。(画像:SUBARU発表資料より)

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 スバル(SUBARU)は、ジュネーブ国際モーターショーにおいて、ツアラーのコンセプトカー「SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT」を世界初公開した。

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 スバル伝統の高い実用性と走りを両立したワゴンモデルを念頭に、現在のスバルのデザイン哲学となっている“DYNAMIC x SOLID”を基礎に置き、ツアラーとして表現したものがSUBARU VIZIV TOURER CONCEPTである。

 ヘキサゴングリルの前傾姿勢をとる硬質なボディに、内側から張り出した躍動感あふれる4つのフェンダー。走りの楽しさを強調しながら安心感も実現している。

 リアには大きなカーゴスペースを設けて、ツールとしての高い実用性も兼ね備えた。複数の異なるバリューをクロスオーバーさせたツアラースタイルによって、スバルはユーザーに新たな「安心と価値」を提供しようとしている。

 もちろん、高度運転支援技術も投入されている。2020年頃の実用化を目指す技術を、水平対向エンジンやシンメトリカルAWDがもたらすパフォーマンスと融合、スバルならではのツアラー像を実現する。今以上に高められた性能となる次世代のアイサイト、レーダー、高精度GPS、地図などを採用し、「自動車事故ゼロ」という究極の安全目標を掲げている。

 なお、VIZIV(ヴィジヴ)は「Vision for Innovation」を語源とする造語(「革新のための未来像」の意)。2013年のSUBARU VISIV CONCEPT以来用いられている。その他主な仕様は以下の通り。

■ボディサイズ(全長X全幅X全高):4,775X1,930X1,435mm

■ホイールベース2,730mm

■タイヤサイズ245/40 R20

乗車定員4名