あなたは何タイプ?細胞レベルで知る ダイエットでやらないほうがいいこと

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細胞レベルで決まっている「自分の体形タイプ」

個人差が大きい体形。実は生まれる前、細胞分裂の段階で決まっているようです。

受精卵は、細胞分裂して人間の形になるまでの初期段階を「胚葉(はいよう)」と言います。外胚葉は神経や表皮、中胚葉は骨や筋肉、内胚葉は内臓などになります。胚葉学という学問では、どの部分が主に発達するかによって、生まれつきの体形や体質を分類します。

そしてダイエットをする際も、この体形タイプを知ることで、効果的に最適なダイエット方法がわかるんです。あなたはどのタイプに近いでしょうか?これを知れば、あなたにとって最適で、一番素敵なラインを作れますよ!

あなたはどのタイプ

【外胚葉型】
筋肉も脂肪もつきにくい「やせ型」。

骨格が細く、筋肉や皮下脂肪のつき具合も少ない。ヒョロッとしたモデル体形です。消化力が低く、太りにくい体質ではあるのですが、脂肪が少ない分熱が逃げやすいので、冷え性でむくみがちです。

ダイエットをするには、しっかり食べ、体を動かして筋肉をつけることが必要。ただし胃腸が弱いので、腸に老廃物がたまりやすい動物性食品は控え、大豆製品から良質なタンパク質を取りましょう!

【中胚葉型】
筋骨がしっかりした「ガッチリ型」。

筋肉、骨格の発達が良好な、スポーツウーマンタイプ。骨太で、運動するとすぐ筋肉がつきますが、太る場合はいわゆる「かた太り」になります。どちらかというと体はほてりやすく、冷えは少ない傾向があります。

活動的でエネルギーを必要とする分、暴飲暴食しがちなので注意。トレーニングでは、もともと筋肉はあるので、ストレッチの要素が強いメニューで柔軟性を補って。

【内胚葉型】
軟らかく丸みのある「ポッチャリ型」。

体の各部が軟らかく、全体的に丸みを帯びた女性らしい体形ながら、同時に最も太りやすいタイプ。消化能力が高く、エネルギーを体にため込む傾向があるので、皮下脂肪がつきやすく、やせにくい体質です。

ダイエットしたいなら、気長に取り組むことが大切。食べすぎているつもりがなくても太ってしまい、増えた体重が減りにくいです。運動量を増やして、エネルギーを消費させましょう。

あなたはどのタイプでしょうか?これさえ知っていれば、ダメなことは避けるように注意できますよね。知識を活用して、上手に体重を落としていきましょう。

 

ライター:幸雅子
出典:『はじめての体幹&骨盤ダイエット』