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AI漫才になってしまいました。

スタンリー・キューブリックが監督した、古典SF映画の名作『2001年宇宙の旅』。劇中で木星探査に旅立った宇宙船ディスカバリー号には、人工知能「HAL 9000」が搭載され、乗組員が死ねば自分だけで任務を遂行できると考え暴走してしまいました。

そんなHAL 9000とボーマン船長との静かな攻防は、映画の見所のひとつとして非常に印象的なシーンでもあります。

現代では、スマートフォンやスマートスピーカーの中で活躍するAIアシスタントのAmazon Alexaが、とても身近な存在となり人間をサポートしていますよね。

そしてついに、もしも『2001年宇宙の旅』のHAL 9000がAmazon Alexaだったら? というパロディー動画が登場。トンチンカンっぷりに苦笑いの連続です。

「ポッド・ベイの扉を開けてくれ」と頼むと、オンラインでコッド(魚のタラ)の調理方法を調べようとするAlexa。もう一度尋ねると、ロッド・ケイさんは連絡帳に載っていないとまたしても珍解答が返ってきます。3度目はトラブルで要求が通らないと言い出す始末。

「何が問題だ?」と訊くと、1990年のコメデイー・ドラマ『プロブレム・チャイルド/うわさの問題児』と勘違い。「何を話しているんだ?」と言うと、「Spotifyでトーキング・ヘッズを流します」と会話がまったく噛み合いません。

今一度「何を話しているんだ?ハル」と尋ねると「近くに数軒のハラール料理店があります」とお薦めを紹介してくれます。そろそろイラつきを隠せない船長が、「どこからそんなアイディアが出てきたんだ?」と言うと、「アイダホへの便を探します」との返答が…。

「もう議論するのは止めだ。ドアを開けろ!」と命令すると、Spotifyでドアーズの代表曲『LIGHT MY FIRE / ハートに火をつけて』が演奏されてしまいました。

ボケにボケてとにかくボケ倒すAlexa。これを機に、新ジャンル「AI漫才」の登場を予感させてくれます。もしも2台のスマートスピーカーに漫才をさせたら、最後は恋に落ちちゃうかもしれませんけどね。



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(岡本玄介)