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 “小泉会が割れる――”
 この衝撃情報に右往左往しているのが、テレビや芸能関係者だ。芸能界で長きに渡り権勢を誇ってきた女優陣の最大派閥である小泉会が解散&分裂の危機に瀕しているという。
 「あえて例えれば2015年8月、日本中を震撼させた極道の最大組織・山口組分裂に匹敵するバリューがあるからです。テレビ界では“小泉会にあらずんば芸能人にあらず、女優にあらず”と言われるほど、大きな影響力を誇ってきたのです」(民放編成幹部)

 小泉会は女優の小泉今日子(52)によって、約8年前に結成された互助会的組織。同会はドラマや映画で共演し、気の合った女優らを誘っていくうちに、月に1度定期的に開催されるようになったという。気になる会のメンバーも豪華だ。
 「会長の小泉を筆頭に副会長の米倉涼子、飯島直子。幹事長に天海祐希、内田有紀。後は長澤まさみ、石原さとみ、綾瀬はるか、水川あさみ、小池栄子、吉高由里子、北川景子、戸田恵梨香、波瑠、上戸彩、武井咲といった主演クラスの女優が顔を揃えている。最近もCMやドラマで活躍する吉岡里帆や菜々緒、土屋太鳳らが参加したことで話題になっていたんです。基本、女優しか参加できないが、マツコ・デラックスだけは“特別会員”の肩書で飲み会への参加を許可されていたそうです」(放送作家)

 そもそも、芸能界において小泉会がここまで勢力を伸ばし、注目された理由はただ一つ、ドラマや映画などの仕事に直結するキャスティングに影響を与えていたからだ。
 これまでも、芸能界には数々の派閥が誕生しては自然消滅を繰り返してきた。
 女優の沢尻エリカを中心に結成された“沢尻会”(メンバー=上野樹里、中川翔子、堀北真希、香椎由宇など)もその一つ。
 グラビア出身者によって結成され、若槻千夏が立ち上げたのが“グラビア会”(メンバー=ほしのあき、熊田曜子、細川ふみえ、根本はるみ、安田美沙子、MEGUMI、山本梓など)。
 セレブ系のママタレを自称する神田うのが会長を務める“うの会”(メンバー=小倉優子、SHIHO、伊東美咲、倖田來未、東尾理子、紗栄子、NHKアナの青山祐子など)やバラエティー番組で活躍するハーフタレントが参加し、ベッキーが会長を務めた“ハーフ会”(メンバー=ローラ、SHELLY、マギー、ダレノガレ明美、トリンドル玲奈、ホラン千秋など)がある。
 「だが、いまも残って活動しているのは小泉会オンリーなんです。メンバー同士の鉄の結束プラス、メンバーであれば最低限の仕事は保障され、女優生命を脅かすようなスキャンダルから守ってくれたからです。それもこれも、すべては会長である小泉の力です。とはいえ、所属事務所である『バーニングプロダクション』の社長であるS氏の庇護があったのは否めない」(芸能界事情通)