Android P開発者プレビュー公開。ノッチのサポートや通知欄の変更、HEIF画像対応も
GoogleがAndroidの次期バージョンとなる「Android P」の開発者プレビュー1を公開しました。5月にプレビュー2、その後、段階的にプレビュー5まで公開され、第3四半期に正式版が公開となります。

Android Pでは幾つかの新機能が追加されていますが、ユーザーにとってわかりやすいのはメッセージ通知の変更です。通知内に画像を表示可能になるほか、メッセージやチャットアプリに直接返信できるスマートリプライ機能に対応します。これはGoogleが返信候補を表示し、タップするだけで返信できる機能。すでにGmailでは利用できますが、OS側の通知欄に実装されるため、汎用性が向上します。

便利なワンタップ返信がFacebookやLINEでも。Googleがスマートリプライ機能を他社アプリにも適用へ、Android機の通知欄に実装

また、MWC 2018で採用端末が急増した画面上部の切り欠き(ノッチ)にもOSとして標準対応します。新しいAPIが追加され、開発者はノッチの周りにアプリの表示を行うか、その高さ分を表示しないかなどを簡単にコントロール可能になるようです。



その他の機能としては、Wi-Fi Round-Trip-Time(RTT)による屋内測位に対応。3つ以上のアクセスポイントとの距離を把握することで、屋内で1〜2mの範囲で現在位置を特定できるとのことです。

これを使えば、GPSでは難しい、建物内でのナビゲーションなども可能になるとしています。



セキュリティ面では、アイドル状態のアプリからのマイク、カメラ、各種センサーへのアクセスが制限されます。これによる影響はほとんどないとのことですが、盗難時にリモートアクセスして犯人の顔を映すアプリなどもあり、そういったものは利用できなくなりそうです。

他にも、Appleが iOS11やmacOS High Sierraで採用した画像フォーマットHEIFへの対応、デュアルカメラにOS標準で対応するマルチカメラAPIの追加、電力効率の改善などさまざまな変更が加えられています。

開発者プレビューはファクトリーイメージが公開されており、Pixel、Pixel XL、Pixel 2、Pixel 2 XLにインストールして試すことができます。Android OreoではNexus 5X、Nexus 6Pもサポートされていましたが、Android PではNexusは非対応。

ということで残念ながら、国内販売されている端末はすべてサポート外という状態になりました。

なお、Android Pの詳細については、5月に行われるGoogle I/Oで発表されるとのことです。