【ソウル聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が、米朝対話を調整するため来週訪米する見通しだ。

 複数の外交筋によると、外交部は康氏が15日ごろ訪米してティラーソン国務長官と会談する方向で調整中とされる。また、北朝鮮核問題を巡る6カ国協議の韓国首席代表を務める李度勲(イ・ドフン)外交部朝鮮半島平和交渉本部長が康氏に同行するか、康氏より1〜2日先に訪米することを検討中だという。

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使として5〜6日に北朝鮮を訪れ、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談した青瓦台(大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)らは8日から米国を訪問し、金氏のメッセージをトランプ政権に伝える。

 康氏は鄭氏らに続いて訪米し、北朝鮮との直接対話に臨むよう米国に働き掛けるとともに、対話に向けた韓米の戦略を擦り合わせるとみられる。また、北朝鮮が非核化に向け実質的な措置を取らない限り、制裁と圧力を維持するという方針を確認する見通しだ。

 康氏は7日に放送されたシンガポールメディアとのインタビューで、2月の平昌冬季五輪を機に北朝鮮、米国とそれぞれ行った協議で、双方に対話の意思があることを確認したとし、「今の課題はどうやって双方を引き合わせるかだ」と述べた。