新宿の「粗挽き蕎麦 トキ」で、日本酒片手にザクザク食感の十割そばはいかが?

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突然ですが、皆さんお蕎麦は好きですか? 私は大好きです。あの風味、食感、喉越し、すべてがいとおしい。特にこれからの温かい時期は、冷たいお蕎麦が無性に食べたくなります。まだ日の高い時間から、冷水でキリッと締められた麺を蕎麦猪口からズズッとすすり、よく噛みしめたところで日本酒をひと口……なんて、想像するだけで恍惚としてしまいますね!

都内にはさまざまなお蕎麦屋さんがありますが、選択肢が多い分、いいお店を探すのも一苦労。そこで、今回は素材にこだわった”十割そば”が食べられると聞きつけ、新宿にある「粗挽き蕎麦 トキ」を訪ねました。噂によれば“ザクザク”の食感が楽しめるとのこと。果たしてどんなお蕎麦と出逢えるのでしょうか?

こだわりの蕎麦を求めて新宿へ

降り立ったのは、JR新宿駅。改札を出たら、甲州街道側にある南口出口を目指します。

南口を出ると、右手に向かって緩やかな下り坂が続いているので、その坂を下っていきます。道路の向こう側には日本最大のバスターミナル「バスタ新宿」も見えます。

坂を下った先にあるのは「西新宿一丁目」の交差点。そのまままっすぐ横断歩道を渡り、「ファーストキッチン・ウェンディーズ」の前でストップ。向かい側に渡る信号が青になるのを待ちます。

甲州街道を横切り、そのまま道なりに進んですぐ、「マクドナルド」がある最初の角を右に曲がります。曲がると右手には「セガフレード・ザネッティ・エスプレッソ」が見えます。その道をまっすぐ進みましょう。

途中、左手にローソンを2軒通過します。

「代々木二丁目交番」が見えてきました。その左脇の道を進むと、お目当てのお店に到着!

“おひとりさま”も“チョイ飲み”も大歓迎! 気軽に立ち寄れる蕎麦屋

〇に「そ」とだけ書かれたユニークな看板と「粗挽き蕎麦 トキ」の文字が見えました。

トキは、山形産の超粗挽き蕎麦粉のみを使用した十割そばと、こだわりの純米酒が楽しめる人気のお蕎麦屋さん。おいしそうな蕎麦と日本酒の写真。期待に胸を膨らませながら、階段を上って2階にある店舗へ。

木のぬくもりを感じる店内は、奥へと伸びるカウンターと2組分のテーブル席のみというシンプルな造り。お蕎麦屋さんには珍しく、女性スタッフが中心のため、私のような女性客も一人で気軽に立ち寄れそうな雰囲気です。

お店に入ってすぐ右手には、日本酒が並ぶショーケースが。女性店長が酒屋さんと相談しながら、週替わりで仕入れているといいます。定番のものよりも、知る人ぞ知る地酒のラインナップを意識していることもあって、日本酒通の常連客も多いのだとか。

早速お蕎麦の方を……と思いましたが、せっかくなので日本酒に合うお店自慢のメニューもオーダー。運ばれた来た料理を並べると、テーブルが一気ににぎやかになりました。

まずは、一番の目的である「もりそば」(750円・税別)から。

太めの麺にはっきりと浮かぶホシ(蕎麦の実の殻)、いかにも田舎蕎麦といった雰囲気で、粗挽きの力強さを感じる見た目です。

壁に貼られたお店からのメッセージを読むと「ひとくち目は是非お塩でどうぞ」とのこと。テーブルに置かれた塩をひとすくいして、蕎麦に振りかけ、いただきます!

う〜ん、おいしい! しっかりと弾力のある麺のインパクトは見た目以上で、ひと噛みするごとに蕎麦の香りがふわっと鼻を抜けていくのを感じます。その豊かな風味を損なうことなく、まろやかな味わいの焼き塩が、優秀な引き立て役になっているのも感激。これは蕎麦好きな人は一食の価値ありです!

蕎麦粉は特別に石臼挽きされたものを取り寄せていて、トキ以外では大阪の料亭で使われているのみなのだとか。噛み応えのある十割蕎麦は、まさに“ざくざく”噛みしめながら食べるのが正解といえそうです。

お酒のアテに! サクサクかしわ天とやさしい味のしじみ出汁おでん

蕎麦といえば付け合わせはやっぱり天ぷら! というわけで、トキの天ぷらメニューの中でも人気の高い「おつまみかしわ天」(680円・税別)もいただいてみましょう。

大ぶりにカットされた鶏もも肉を、薄い衣で包んでカラッと揚げたかしわ天。蕎麦と同様軽く塩をかけてかぶりつきます。軽くてサクサクの衣、ジューシーなお肉、老若男女に愛されるおいしさです!

ランチでは、このかしわ天を200円(3個入り・税込)で注文でき、さらに蕎麦メニューも消費税がサービスされます(ドリンク、おつまみは税別)。昼からちょっと一杯、というときにも最適です。

もう一品、お酒の〆にぴったりのメニュー「しじみ出汁おでん(5種盛り)」(1300円・税別)です。お蕎麦屋さんでおでんが楽しめるというのも珍しいですが、さらに出汁をしじみでとっているというのも驚きです。

まずは味がよ〜くしみた大根をひと口。

あ〜、やさしい……。主張しすぎないほのかなしじみの香り、やわらかい大根、すべてがやさしい……!

黄身が美しい玉子も、しじみ出汁との相性は抜群。〆のつもりが、つい日本酒をおかわりしたくなります。

しじみは青森県の十三湖でとれたものを使用。日本酒がメインのお店のため、一緒に食べるなら体にやさしいものを、と考え、しじみ出汁が採用されたのだとか。おでんダネ一つひとつのボリュームもあるので、特に男性から人気のメニューだといいます。

みんなの口コミは?

Satoru Motegi

そば屋で日本酒って一回やってみたかったんだよねー、ということで行ってみた。ビール、日本酒、肴二種、もりそばのセットを注文。日本酒はあまり見たことがない珍しいラインナップ。オーダーした日本酒の瓶をしばらくテーブルに置いておいてくれるのもポイント高い。肴は牛スジ煮込みが特に気に入り。牛スジがトロトロで汁までトロッとしてた。食べたりなかったので料理追加。肴を先に頼んで「この料理に合う日本酒下さい」というオーダーにも見事なチョイスしてくれました。そばは十割そば。注文してから麺を機械でカットしてた。山形そばらしく噛みごたえがあるそば。塩で食べるとそばの香りが口に広がって美味しい。シメのそば湯もそばが浮いてて濃かった。 近くに来ることがあればまた行きたい。 #山形そば #日本酒にこだわり

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Kenji Nosaka

新宿の人気ラーメンつけ麺風雲児の2Fにある十割蕎麦のお店。久しぶりの訪問、頂いたんはランチメニューの中からもり蕎麦、かしわ天2個、とろろ飯がついたお得セット。先に運ばれたんはとろろ飯。シャキシャキとした食感も残ったとろろを卵と絡めてパクリとやれば、、、そりゃ美味い美味い(*´∀`*)サックリとあがったかしわ天、そのままでも塩を少々でもサクサクジューシーで美味い美味い(*´∀`*)主役の十割蕎麦。平打ちの十割蕎麦は粗挽きなんで香りは少なめやけど、コシの強い蕎麦を噛み締めると途端に抜ける香りと荒々しい風味。ほほっ、、美味いねぇ〜〜+゚。*(*´∀`*)*。゚+つゆよりも塩、そんな蕎麦。こりゃ、一杯やりながらのディナー蕎麦もありありだな。。ランチタイムで隣で一杯やりながら蕎麦を堪能してるお姉さんを横目にしながら思うひと時、ご馳走様でした‼️#十割蕎麦 #風雲児の近く

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一人でも、誰かと一緒でも 落ち着いた雰囲気の中で蕎麦と純米酒を

「新宿には飲めるお店がたくさんありますが、一人で周りを気にせず飲めるようなところは意外と少ない。新しくそういうお店を作ろうと考え、一人飲みの定番ということで『蕎麦と純米酒』のコンセプトで始まったのがトキです」(店長・本多千景さん)

トキは、都内に創作うどんや天ぷら屋といった和食を展開する「一滴」グループのお店。社長さんが山形産の粗挽き蕎麦の魅力を知り、「この豊かな香りをみんなに伝えたい」と、十割蕎麦にして提供することになったのだそう。オープン以来、蕎麦の味に惚れた年輩の常連客や、仕事帰りにサクッと一人で日本酒を飲みに来るビジネスマンなど、落ち着いた雰囲気で蕎麦もお酒も味わえると評判を呼んでいます。

「最近は女性も一人飲みのお客さまが増えましたね。店に女性スタッフが多いのはたまたまなんですが(笑)、ちょっと蕎麦屋って敷居が高いな、と思っている方にも気軽に入っていただけるような雰囲気づくりができたらと思っています。日本酒は常時約20種類、週替わりでいろんな銘柄が入って来るので、ぜひまたゆっくり飲みに来てくださいね」(本多さん)

皆さんもぜひ、ザクザクとした蕎麦の噛み応えを体感してみてください。

芳賀の取材後記
香り豊かな十割蕎麦、絶品の酒のつまみ、こだわりの日本酒。一人飲みはもちろん、お酒好きの友人を誘ってまた足を運びたいお店に出逢えました! 

ライター紹介

芳賀直美
フリーライター/編集者。神奈川県出身。WEB制作会社、編集プロダクションを経て2016年に独立。カルチャー、美容、グルメなど、ジャンル問わず執筆中。パンダとお酒が好きです。 Twitter
粗挽き蕎麦 トキ
東京都 渋谷区 代々木
そば(蕎麦)
粗挽き蕎麦 トキ 住 所東京都渋谷区代々木2-14-3 北斗ビル中2階 電 話03-6304-2566