米飲料大手コカ・コーラのロゴ(2016年5月1日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米飲料大手コカ・コーラ(Coca-Cola)傘下の日本コカ・コーラ(Coca-Cola)のホルヘ・ガルドゥニョ(Jorge Garduno)社長はこのほど、日本で缶酎ハイを発売することを明らかにした。125年に及ぶコカ・コーラグループの歴史でアルコール飲料への本格的な参入は初とされる。

 同社はコーラなどのノンアルコール飲料で知られており、アルコール飲料への進出は意外な動き。1970年代にワイン事業を短期間展開しているが、ガルドゥニョ社長は日本での「実験」はグループ史上「唯一」のものだとしている。

 ガルドゥニョ社長は同社のウェブサイトに掲載された最近のインタビューで、新商品は日本で市場が拡大している酎ハイ飲料になると説明。「当社はこれまで低アルコール飲料の分野で実験をしたことはないが、これは中核事業以外でどのように商機を探っていくのかを示す実例になる」と語っている。

 一方で、酎ハイ飲料の発売は同社の他地域における方向性を示すものではないとも断っている。

 とはいえ、米国など先進国では消費者が健康への懸念から甘い清涼飲料水やダイエット・コーラを敬遠しており、今回の試みは炭酸飲料を越えた多角化に向けた幅広い取り組みの一環と言えそうだ。
【翻訳編集】AFPBB News