川上憲伸のカットボールにVRで挑戦!渋谷にドコモ×DAZNのエンタメ施設が登場

写真拡大 (全12枚)

 NTTドコモが最新のIT技術、スポーツ、そしてエンタメを絡めたユニークな施設「DAZN for docomo SPORTS LOUNGE」を渋谷区 道玄坂に期間限定でオープンさせた。超巨大LEDモニターを含む全37台のモニターでスポーツを観戦できるほか、VRアトラクションも体験可能。軽食やドリンクも楽しめるようになっている。3月27日まで営業する。

「DAZN for docomo SPORTS LOUNGE」(東京都渋谷区道玄坂2-25-8)が期間限定でオープン

ボクシング世界王者やメジャーリーガーに挑戦!
 DAZN for docomo SPORTS LOUNGEは、スポーツの魅力や楽しさ、興奮、臨場感をITの力で実現するラウンジとしてオープンした。いくつかのエリアで構成されているが、まずは注目のアトラクションから紹介しよう。VR技術を用いてボクシング元世界王者と対戦できる「自由視点VR」と、プロの野球チームも取り入れている「VRトレーニングシステム」は、どちらも人気が出そうな内容となっていた。

フロアマップ。館内は入場無料で、予約も必要ない。営業時間は12時から22時まで

 「自由視点VR」は、世界3階級制覇王者 八重樫東選手とボクシング対決が楽しめるアトラクション。遊び方は簡単で、VRゴーグルを装着して、専用のコントローラを握りしめて右、左と交互にパンチをくり出すことで、目の前に迫り来る元世界王者と対戦できる。リアルな八重樫選手の3D映像が印象的だが、これは様々な角度から撮影した映像を3次元(3D)で動かす「自由視点映像」技術を応用しているという。

 「VRトレーニングシステム」は、野球のバッティング体験がおこなえるアトラクション。元メジャーリーガーの川上憲伸さんが投げる球にチャレンジできる趣向だ。球速、球筋、変化球のキレをバッターの目線で体験できることから、実際のプロ野球のチームにも導入の動きが広がっているという。「川上さんの渾身のカットボールに挑戦してみてください」とブース担当者。

 このほか「スマートスタジアム」では、次世代のスポーツ観戦をひと足早く楽しめる。例えばサッカーの観戦中、特定の選手のスタッツを確認したくなることがある。そんなときに近くのマイクに向かって喋れば、必要な情報が透過表示される仕組みだ。選手のレコメンド映像、リプレイ映像なども好きなタイミングで表示が可能。こちらはドコモの音声認識技術を活用している。

「スマートスタジアム」。試合の観戦中にマイクに喋りかけることで、好きなタイミングで選手の必要な情報を参照できる

どんなスポーツ中継が楽しめるの?
 ここで「DAZN for docomo」についても、改めて紹介しておこう。ドコモ利用者なら月額980円(税抜)で年間7,500試合以上のスポーツ映像が見放題になる動画配信サービスだ。スマホだけでなく、タブレット、パソコン、大画面テレビなどでも視聴が可能。なお、他キャリア利用者も契約できる。

 DAZN for docomoでは、どんなスポーツ中継が楽しめるのだろうか?それを知るには、館内の「DAZN for docomo THEATER」に行けば分かる。このエリアには超巨大LEDモニターを中心に、全37台のモニターが壁一面に並んでいる。サッカー、野球、モータースポーツなど多彩なスポーツ映像が映し出されており、その迫力に圧倒されるに違いない。

メディア内覧会のひとコマ。壁一面に並んだ全37台のモニターが、様々なスポーツを中継している

なぜこのタイミング?なぜ渋谷?
 NTTドコモ コンシューマビジネス推進部の藤井瑞理氏に話を聞いた。

 藤井氏は、このDAZN for docomo THEATERエリアについて「注目度の高いメジャースポーツの試合を定期的に配信していきますので、スポーツバーとして楽しんでもらえれば」と紹介する。その一方で、小さなモニターにはビリヤードや馬術など、地上波ではなかなかお目にかかれないスポーツを放映していくことも考えている。「DAZN for docomoではこんなスポーツも中継していたのか」という、視聴者の新たな気付きにつなげていく狙いだ。

NTTドコモ コンシューマビジネス推進部 デジタルコンテンツサービス スポーツビジネス担当課長の藤井瑞理氏

 「冬期オリンピックでは、カーリングが注目されました。それまでルールすら知らなかったのに、試合を観戦していたら面白さが理解できた、という人は多かったのではないでしょうか。このTHEATERエリアで目にした試合の映像が、未知のスポーツと出会うきっかけにつながれば幸いです」(藤井氏)。

 なお、いくつかのテーブルにはタブレット端末を用意。来場者が観たいスポーツを自由に楽しめるようになっている。手持ちのイヤホンを使って配信中の試合にひとり没頭する、そんな利用法もオススメかも知れない。藤井氏は「VRアトラクションは、時間帯によって混むことも予想されます。整理券をもらって待つ間、THEATERエリアでスポーツを観戦しつつ、ドリンクや軽食を楽しんでもらえたら」と説明していた。

THEATERエリアにはタブレット端末も用意。好きなスポーツをとことん楽しめるだけでなく、珍しいスポーツに出会えるのもDAZN for docomoの魅力となっている

 いま、この時期にDAZN for docomo SPORTS LOUNGEをオープンした理由については「DAZN for docomoはサービスのローンチから1年が経ち、まもなく100万契約に到達します。Jリーグが2月に、またプロ野球が3月に開幕することもあり、このタイミングでオープンすることになりました」と説明。

 なぜ渋谷か、については「ファッションの街として若者が多いですし、また近年ではIT企業が集まるビジネス街としても注目されています。週末には家族連れでにぎわいますが、そうしたお客様にも来てもらえたら。東急電鉄の再開発にともない、情報の発信地となりつつあるこの渋谷で、幅広い年齢層のお客様にDAZN for docomoの世界観を伝えていければと思っています」と話していた。

今後、渋谷の各エリアでDAZN for docomo SPORTS LOUNGEのプロモーションをおこなう予定。スクランブル交差点に建つQFRONTでは、すでにコマーシャルが開始していた

新しいエンタメ体験を創造
 また、メディア内覧会にはNTTドコモ 代表取締役社長の吉澤和弘氏が登壇。「ドコモでは、中期戦略2020『beyond宣言』の中で、視聴スタイルの革新に取り組んでいる。スポーツにおいても、新しいエンタメ体験を創造していきたい。DAZN for docomo SPORTS LOUNGEでは、憧れのアスリートのプレイを間近で見る、自分がプレイヤーになって対戦する、そんな体験ができる。多くの方に、この施設で楽しんでもらえたら」と話していた。

NTTドコモ 代表取締役社長の吉澤和弘氏

 館内にはこのほかにも、日本を代表するアスリートが来場者を出迎える「GREETING ROAD」、元メジャーリーガー同士の1打席対決が3Dホログラムで浮かび上がる「dreamoc」、エアレース世界選手権を超高精細な映像で見ることができる「8Kスーパーハイビジョン」などのコーナーを用意。期間中には、参加型の体験イベント、ワークショップ、エンターテイメントコンテンンツなどを複数開催するとのことだった。

期間中には、参加型の体験イベント、ワークショップ、エンターテイメントコンテンンツなどの開催も予定されている