ポチェッティーノ監督、急逝したアストーリの獲得を試みていたと告白

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 トッテナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、4日に31歳の若さで急逝したフィオレンティーナのイタリア代表DFダヴィデ・アストーリについて言及し、過去に同選手の獲得を試みたことを明らかにした。6日付のイギリス紙『ミラー』が伝えている。

 7日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、トッテナムはユヴェントスをホームに迎える。前日会見に出席したポチェッティーノ監督は、「ダヴィデ・アストーリと彼を愛したすべての人にお悔やみ申し上げる」と追悼の意を表したうえで、かつてサウサンプトンを指揮していた頃にアストーリの獲得に動いていたと打ち明けた。

「5年前に彼と会う機会があった。私はサウサンプトンを率いていて、彼の獲得を検討していた。3時間ほど、一緒にランチを食べたよ。素晴らしい青年、素晴らしい人間で、最高のプロフェッショナルだったし、偉大な選手だった」

「だから、とても悲しいニュースだった。彼が亡くなったという知らせを聞いたときは、大きなショックを受けた。我々も、イタリアやフィレンツェの人たちと同じ痛みを感じている」

 なおポチェッティーノ監督も、かつて“教え子”を突然失うという経験をしたことがある。エスパニョールの監督を務めていた2009年8月に、主将のスペイン人DFダニエル・ハルケが急性心筋梗塞により急逝。当時、チームはプレシーズンの遠征のため、フィレンツェのホテルに滞在中だった。アストーリの訃報は、自身が経験した過去の悲劇を思い起こさせるものだったと、同監督も認めている。

「誰もがそうであるように、あの時フィレンツェで起こった全てのことが私の脳裏にもよみがえってきた。私がエスパニョールの監督をしていたときに、ダニに起こったことをね」

「だから、とても難しいのは分かる。あの痛みを消し去ったり、説明したりすることは不可能だ。それは大変なことだ。こういうことを理解するのはとても難しいことなんだ」

(記事/Footmedia)