平成27年4月22日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請していた(株)アートヴィレッヂ(TSR企業コード:291985661、法人番号:7010601008442、墨田区太平1−30−10、設立昭和50年4月11日、資本金5000万円、渡邉眞司社長)は2月23日、民事再生廃止決定を受けた。保全管理人には香川明久弁護士(香川法律事務所、千代田区平河町1−1−1、電話03−5226−0678)が選任された。
 負債総額は40億7527万円(民事再生法申請時)。

 サーフ系ファッションブランドを中心に、「Beach Sound」や「BODY GLOVE」、「BANANA SEVEN」などを展開。最盛期には110店舗以上を展開していた。ピーク時の平成21年2月期の売上高は99億1756万円まで拡大していたが、東日本大震災の影響で一部店舗が被災したほか、計画停電等の影響、消費の落ち込みから業績が後退した。不採算店舗の閉鎖などを行うとともに、業績改善のため22年10月、羽田空港国際線ターミナルのオープンと同時に「面白てぃしゃつ屋」を出店し、和風デザインのTシャツが外国人観光客向けの土産物として人気を博していた。しかし、26年2月期の売上高は約41億円まで落ち込み、資金繰りも悪化したことから民事再生法の適用を申請した。
 その後、27年11月16日には再生計画認可を受けるとともに、一部事業を他社へ譲渡するなどしていたが、ここにきて再生計画遂行の見込みが立たない(民事再生法194条)として今回の措置となった。