会社説明会の動画で、株価を上げる社長か否かがわかる! “投資の福の神”が教える「騰がる銘柄」の見抜き方

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 ミサイル、東京五輪、第4次安倍内閣発足など、非常に相場が読み解きにくい現代に選ぶべき道は中長期株式投資だった。初心者や負け続けている人必見! 悩める者の足元を照らすべく、賢者が独自のメソッドを公開する。

◆経営者の発言に耳を傾けるれば、その会社の中長期の行く末を掴める!

「株価が中長期的に上昇トレンドを描く可能性が高い銘柄を探すのは、実に簡単」と、“投資の福の神”とも称されるSBI証券の藤本誠之氏は断言する。経営者がその会社の将来性を体現しており、その一挙手一投足で株価上昇が期待できるか否かが判明するとか。

「宣伝っぽくなりますが、私がパーソナリティを務めるラジオNIKKEI『この企業に注目! 相場の福の神』に出演する経営者は、会社の成長に確信を抱いています。自信のない経営者は出演依頼を断りますから。ともかく、公の場で積極的に事業の将来性について発言する経営者は信用できます。こまめに会社説明会を開催し、個人投資家にもわかりやすい表現で意欲的に語る経営者なら、迷わず買いです!」

 情報発信に意欲を示しているのは、明るい展望が開けているからこそ。国策(政府が推進している政策)が追い風となっていたり、時代の変化が大きなチャンスをもたらそうとしていたりするのだ。加えて、「経営者が自社の株価を上げたいと本気で思っている」(藤本氏)のも確かだ。大企業のサラリーマン社長はともかく、創業社長やそれに近い立場の経営者はその思いが強い。

◆会社説明会の動画で、株価を上げる社長か否かが判明

 ひと昔前なら、経営者の声を聞く機会は限られていた。しかし、今はネット上においてオンデマンドで会社説明会の動画を視聴できる時代だ。

「日頃の人間関係でも口ぶりや表情などから、『こいつは信用できるヤツだ』といった判断を下すはず。それと同じ感覚で経営者を評価すればいい」

 見込み違いだった場合は「買い値よりも5%下がった時点で売るとか、潔く速やかに見切りをつける」(藤本氏)のも必須。25日移動平均線が上向きで株価がその上に位置し、上昇トレンドが続いていることも事前に要確認だ。

《藤本流メソッド》
1 経営者の口ぶりで、その会社の将来性は見える
2 見込み違いなら即座に損切りしてしまうべし
3 移動平均線が上向きで好調な銘柄か確認

《藤本氏推奨銘柄》
●イントラスト(東マ・7191)
現在株価:806円
家賃債務を保証するというビジネスを展開。民法改正によって、賃貸契約の連帯保証人が支払い義務を負う金額に上限が定められ、同社のサービスに対するニーズが急拡大。無借金で財務状況も良好

●ウイルプラスホールディングス(東2・3538)
現在株価:1149円
クライスラーやフィアット、BMWなどの輸入車を販売するディーラー。日本車の国内販売は頭打ちだが、輸入車は伸びている。次々と同業他社をM&Aで傘下に収め、勢力を順調に拡大している

●チエル(JQ・3933)
現在株価:1587円
小中学校、高校・大学向けの教育用ICT製品を開発・販売。この分野に専業で取り組むオンリーワン的存在。’20年までに児童1人につき1台のタブレット端末を導入するという国策が追い風

●エンバイオ・ホールディングス(東マ・6092)
現在株価:2096円
土壌汚染対策事業を展開。電気自動車の普及に伴い、今後はガソリンスタンド閉鎖が急増の見込みだが、その跡地は土壌汚染が深刻。跡地を浄化して再販するというビジネスチャンスが発生!

※株価は3/5終値時点のもの

【アナリスト 藤本誠之氏】
SBI証券所属で愛称は“相場の福の神”。『難しいことは嫌いでズボラでも株で儲け続けるたった1つの方法』(SBクリエイティブ)

取材・文/中長期株式投資術取材班
― [中長期株式投資]仕込みの極意 ―