濱田祐太郎

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"ひとり芸"の面白さ日本一を決めるコンテスト、『R-1ぐらんぷり2018』の決勝戦が6日、東京・お台場のフジテレビで行われ、濱田祐太郎(28)が優勝。過去最高のエントリー3,792人の中から頂点に立ち、賞金500万円を受け取った。

濱田は左目は全く見えず、右目も明るさがわかる程度であるという盲目の漫談家だ。記者からも「ハンデを感じたりするか?」という質問も受けて「舞台の上では感じませんね。でも、みんなで進めるゲームがあったりすると、周りの芸人さんは、やりにくいみたい」と明かした。

濱田祐太郎

『R-1ぐらんぷり2018』優勝会見より


「もともと漫才が好きだったけど、社交性がないほうだから、いつの間にか、一人でエピソードトーク。僕の場合は、一人で喋っているほうが性に合っている」と、今に落ち着いた芸風を説明した。

R-1の王者として今後、出演してみたい番組を問われると「24時間テレビのチャリティマラソン」と答え「でも、方向が分からないから武道館に辿り着けないかも。実際、僕が募金箱を持って走ったらたくさん集まりそう」と冗談めいて笑わせた。

「共演してみたいタレントさんですか?声の可愛いタレントです」とテンポ良く返し、笑いを大きくした。

そんな濱田に、改めて「他の芸人さんと比べてみて、強みだったり、大事にしている信念は?」という問いかけもあった。

「それは、他の芸人さんと変わらないことです。お笑いが好きで、女の子にモテたいこと」とキッパリ。

「今『お笑いが好き』って言ったけど、結構、恥ずかしい気持ちです」と心の内をのぞかせていた。

なお、勝利を収めた濱田には、副賞として「全国ネット冠番組」というご褒美も与えられる。

濱田祐太郎

『R-1ぐらんぷり2018』優勝会見より