『ブラック・ミラー』

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NetflixオリジナルのオムニバスSFシリーズ『ブラック・ミラー』が、シーズン5へ更新されることが決定した。米Hollywood Reporterらが報じている。

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3月5日(月)、米Netflixは同社の公式Twitterにティーザー映像を投稿。ヘイリー・アトウェル(『エージェント・カーター』)とドーナル・グリーソン(『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』)が出演しているシーズン2第一話の原題「ずっと側にいて(原題:Be Right Back)」を引用して、更新される意を述べ、"The future will be brighter than ever(未来は更に明るくなる)"とのコメントを記載している。

新シーズンの放送日や話数はまだ発表されていないが、お馴染みの音楽と共に、シーズン4の最終話「ブラック・ミュージアム」の隠されたメッセージが織り込まれたティーザー映像は、多くのファンを湧かせている。

同作クリエイターのチャーリー・ブルッカーとアナベル・ジョーンズは、英Channel4で本作を製作後、シーズン3からはNetflixと契約。ググ・ンバータ=ロー(『美女と野獣』)とマッケンジー・デイヴィス(『オデッセイ』)が出演し、二人の女性の友情を描いたシーズン3の第4話「サン・ジュニペロ」で、第69回エミー賞のテレビムービー作品賞と、脚本賞(リミテッドシリーズ/テレビムービー部門)を受賞した。

また、本作はシーズン1と2では全3話構成だったが、シーズン3からはその倍の全6話に増えている。ジョーンズは以前、「6話でギリギリなんです。もし7話だとしたら、もう頭が爆発してしまうかもしれないくらい。6話でちょうどやり遂げられる話数なんです」とコメントしていた。シーズン3の「サン・ジュニペロ」は本作初のハッピーエンドのエピソードで、「殺意の追跡」は89分と最長作である。シーズン4の「宇宙船カリスター号」は宇宙を題材としたエピソードで、「アークエンジェル」は、『告発の行方』や『羊たちの沈黙』でアカデミー賞主演女優賞を獲得しているベテラン女優のジョディ・フォスターがメガホンを取り、本作内で初の女性監督となった。

ブルッカーは、「同じことをやりたくないのです。たとえそうしたい気持ちになったとしてもね。常に、期待を裏切る作品を作っていきたいのです」と語っている。予期せぬ展開で話題をさらっている『ブラック・ミラー』シーズン4はNetflixで配信中。(海外ドラマNAVI)