韓国代表のシン・テヨン監督

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【ニュース提供=スポーツ・ソウル】「ロシアW杯はベスト16以上が目標だ」

サッカー韓国代表のシン・テヨン監督は3月6日、欧州出張を終えて帰国した。

海外組選手たちの試合を確認してきたシン・テヨン監督はこの日、仁川国際空港で、ロシアW杯まで100日を残した時点でのメッセージを伝えた。

W杯まで残り100日。「緊張はない」

シン・テヨン監督の一問一答は以下の通り。

―ロシアW杯開幕まで100日となった。気分はどうか?

緊張していない。今まで準備してきたものを着実に活かしていくために欧州出張に行ってきた。残り100日だからといって、特別な意味はない。

―欧州組のコンディションをチェックしたのか?

今回はチ・ドンウォン、ク・ジャチョル、ファン・ヒチャンの3人を見てきた。

ファン・ヒチャンは悪くなかった。チ・ドンウォンは試合前、足首の筋肉に問題があり、試合前に注射を打ってプレーしたので、コンディションが良くなかった。

ク・ジャチョルも披露で体が重く見えた。それでも自らコンディションの管理をしっかりと行っていたからよかった。ファン・ヒチャンも、ゴールこそ決められなかったが、突っ込んでいく姿がよかったと評価したい。

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W杯のロードマップ「初戦が重要」

―ソン・フンミンが活躍している。

選手は1年中リーグ戦を消化している。時には得点できるチャンスで決めることもあるし、決められない場合もある。ソン・フンミン、キ・ソンヨンなど、欧州組のコンディションが上がってきていていることは、代表チームにとって肯定的な要素だ。

―ベースキャンプ地となるサンクトペテルブルクにも行ってきたが。

私も選手たちも皆、W杯だからといって大きく緊張しない。欧州遠征と6月15日にサンクトペテブルクに入ってからは、選手たちの強い緊張感の中で試合を準備するだろう。

だから、選手たちが楽に休みながら試合に集中できる場所の選択には悩んだが、サンクトペテルブルクのベースキャンプ地を最後にチェックしている。ベースキャンプを行うホテルでも、多くの準備をしているという。

ベースキャンプ地を選定する過程では、ホテルの準備に満足していなかったが、今回確認した結果、万全の準備をしていた。


韓国代表のシン・テヨン監督


―W杯のロードマップはどうなるのか。

今すぐは言えないが、少なくともベスト16に進出するためには、初戦のスウェーデン戦が重要だと考えている。リオ五輪とU-20W杯を経験し、予選リーグの初戦を勝てば、その後の2~3番目の試合を思い通りに楽に戦えると感じた。

初戦は重要だ。初戦を勝てばベスト16入りの土台が作られると信じているから、ここに集中している。

世論と関係なく選ぶ

―3月の欧州遠征で最後にチェックしたい選手はいるか。

見たい選手はまだ残っている。イ・チョンヨンが試合に出場していない。ホン・ジョンホ、パク・ジュホなどには、機会が与えられるかもしれない。コーチ陣と相談してみなければならない。

―欧州での親善試合が最終的な選手選考の場となるのか。

今回の欧州遠征が最後の選手選考の場ではない。すでに大半の選手は頭の中に把握している。

選手一人ひとりが怪我なくパフォーマンスを維持しているということが重要だ。選手をさらに確認することは、私にとって重要ではない。大きな怪我があれば、それが変数になるだけだ。30人の中では、引き続き選手をチェックしている。

―23人のエントリーのうち、何パーセントまできているのか。

ソチでワークショップをした。以前は予備登録メンバーが30人だったが、35人に増えた。35人はすでに構想している。大きな怪我ない限り、その中から本大会に一緒に行く選手が決まるだろう。

―“シン・テヨン・サッカー”に合う選手ならば、世論と関係なく招集すると言っていたが。

今も変わりはない。所属チームで監督の好みに合わなくて試合に出場できていなくても、代表チームに合うと思えば選ばなければならない。しかし、その選手がどれだけのパフォーマンスを見せられるか、代表チームにプラスになるかを優先して考えている。

ベスト16進出も十分に可能性がある

―分析の専任スタッフが加わった。相手チームの分析を行うスケジュールはどうなっているのか。

スウェーデンとメキシコの親善試合は韓国の試合と重なる。韓国のスタッフも分析しにいくつもりだ。新しく加入した専任スタッフにも、相手チームに対する分析を要請している。

―今回の欧州遠征で選手たちに求めることがあるとすれば。

怪我なく試合をしてほしい。ホームではなく欧州で試合を行うが、国民が失望しない、国民に希望を与えられる試合をしなければならない。

負けてもベストを尽くす姿。W杯でもベスト16に進めるという希望を見せなければならない。失望しないパフォーマンスを見せるきっかけになればいいと思う。

―国民に希望を与える言葉を伝えるとすれば。

私と代表チームは、W杯でベスト16以上を目標にしている。私たちがよく準備し、選手たちのやってやるという姿勢が作られれば、国民が願うベスト16進出も十分に可能性がある。

平昌五輪も終わったので、ロシアW杯に関心を持ってくれれば、代表選手たちもさらに力を出すことができるだろう。多くの応援と関心を送ってほしい。

(構成=李 仁守)