ソン・フンミン

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【ニュース提供=スポーツ・ソウル】ソン・フンミン(25・トッテナム)がU-23韓国代表にオーバーエイジ枠で招集されることが確実視される中で、イ・スンウ(20・ヴェローナ)とペク・スンホ(20・CFペララダ)にも門戸を開いた。

キム・ハクボム監督は3月5日、ソウルに位置するサッカー会館で記者会見を開き、「U-23代表チームは、キム・ハクボムのチームでもなく、ソン・フンミンのチームでもない。私たち皆のチームだ」と強調。

「個人ではなく、チームを最優先に置く」と公言した。

あらゆる可能性を開いてチームを作り、特定選手にチームの重心が傾くことを許さないということだ。


U-23韓国代表キム・ハクボム監督


兵役問題を解決するラストチャンス

U-23韓国代表は、8月にジャカルタ・パレンバンで開かれるアジア大会まで、5ヵ月余りを残している。

同日、キム監督の代表チーム運営計画よりも大きな関心を集めたのは、ソン・フンミンが選出されるかどうかだった。

最近、プレミアリーグで最高のプレーを見せているソン・フンミンが兵役問題を解決できる最後のチャンスが、今回のアジア大会だからだ。

(参考記事:リオ五輪ピッチに泣き崩れたソン・フンミンの涙のワケと“最悪のシナリオ”)

キム監督は、「ソン・フンミンは、韓国とアジアを代表するすばらしい選手だ。アジア大会は、所属クラブが選手の代表招集に応じる義務がないため、チームを訪ねて事情を説明し、説得しなければならない」とし、こう続けた。

「アジア大会で使える3つのオーバーエイジ枠のうち1つをソン・フンミンに使う」

しかし、ソン・フンミンの招集がまだ決まっていないことを意識したように、「今はソン・フンミンを起用する計画にあるが、最後まで見極めなければならない」と、慎重な立場も同時に明らかにした。


ソン・フンミン


トッテナムと2020年まで契約しているソン・フンミンは、再契約交渉を進めているという。必要に応じて、契約書にアジア大会招集に関する条件を包めて再契約することもできる。

現時点では、トッテナムがソン・フンミンアジア大会出場を認めても、ベスト8以降に送り出す可能性が高い。キム監督は、「ソン・フンミンがいるのといないのとでは、大きな差がある。遅れて合流したとしても、オフェンスは組織力がそこまで必要にはならない。個人の実力がより重要であるため、大きな問題にはならないだろう」と付け加えた。

元“バルサデュオ”の招集は?

バルセロナの下部組織「ラ・マシア」で成長したイ・スンウとペク・スンホを招集する可能性についても話された。


イ・スンウ



ペク・スンホ


キム監督は、「どのような年齢層の選手であれ、ドアは開かれている」と、二人を招集する可能性があることを示唆した。

さらに、キム監督は、「年齢差があるからといって、偏見を持たないだろう。19〜23歳まで可能性を開き、選手たちをチェックするつもりだ」と明かした。

チームのカラーも示した。

キム監督は、「U-23代表チームは、A代表に至る最後の踏み台になり得る。私がすべきことは、今より一段階アップグレードさせてA代表チームに行けるようにすることだ。イ・ジェソン、チャン・ヒョンス、キム・ジンスなどがU-23代表で活躍してA代表チームの中心となったように、選手たちを育ててみるつもりだ」と話した。

また、「代表チームに来るほどの選手ならば、すべてを備えていなければならない。模範になることができる選手にならなければならない。代表は、一つ一つの動きまで人々の注目を集め得る」と、代表選手としての姿勢を強調した。

キム監督を補佐するコーチ陣には、キム・ウンジュン、イ・ミンソン、チャ・サングァンコーチが選ばれた。キム監督は、該当する年代の選手たちをよく知っているコーチ陣とともに、選手たちと積極的にコミュニケーションを図る計画だ。

(構成=李 仁守)