老若男女が安心して利用できる外食業態といえばファミレスでしょう。都心では大手チェーンが中心ですが、地方に目を向けると地域に根付いた実力派ファミレスが存在します。たとえば静岡の「さわやか」や群馬の「シャンゴ」などなど。なおこの群馬を含む北関東にはこういったご当地ファミレスの王者がいくつもあり、茨城では「坂東太郎」が有名ですが、個人的に注目しているのが「とんかつとんQ」です!

 

 

“食品のミシュランガイド”に選ばれた「やまと豚」が超絶品

同店はつくば本店を中心に、茨城、埼玉、千葉に計10店舗展開。実力は折り紙付きで、本店が旅行サイト「トリップアドバイザー」のつくば市のレストランで約1300軒中1位になるほどです。人気の理由は、こだわりの素材選びとレシピから生まれる圧倒的なおいしさにあり。使用する豚肉は3タイプ用意しており、今回筆者が試食したのは「やまと豚」というブランドです。

 

実はこの肉、“食品のミシュランガイド”と言われている「iTQi=国際味覚審査機構」で2015年から3年連続3つ星を受賞。加えて、国産豚肉として日本初の「クリスタル味覚賞」に輝いた逸品。なんでも、10数年前に“どこのとんかつ店も使っていない豚肉を”ということで探し求めて採用したとか。希少ということもあり、いまでも茨城県内のとんかつ店ではほとんど使われていないのでは?とのことです。期待に胸が高まるなか、オーダーしてみました!

↑「やまと豚 厚切りロースかつ定食」(240g)2484円

 

豚のブランド以外にも、サイズが120g、150g、180gのほか厚切りの240gと4種あり、部位にはヒレも。多彩な種類や量から自分好みで選べるのはうれしいですよね。今回はちょっと贅沢に、やまと豚の厚切りロースをチョイスしてみました。

↑肉はしっとりしていてやわらかく、脂身の部分はとろけるようなおいしさ。でもくどさはまったくありません!

 

個人的には肉本来の豊かなうまみと、脂のジューシーさが感動的でした。そんなとんかつがウマいのは言わずもがな。脇を固めるソース、キャベツ、ご飯、ドレッシング、味噌汁、お新香などにもこだわっていて、料理全体としての満足度がきわめて高いのです。人気になるのも納得ですね!

↑たとえばドレッシング。こちらは手作りで、いくつかのバリエーションがあるなかの常時2種類を用意。キャベツはやわらかい「春玉」を使い、そのおいしさが激ウマのドレッシングに負けないようあえて厚めに切っているそう

 

↑味噌汁も常時2タイプ。自慢の素材によるとん汁か、旬の食材と味噌を使った季節ものが用意されています

 

またご飯は数種からその時期に最もよいものを使っており、この日は新潟産コシヒカリ。そしてご飯、キャベツ、お新香はおかわり自由というのもうれしいポイントです。

 

 

茨城の受験生は「つくば とんかつ様」で合格祈願を!

とんかつ以外に力を入れているメニューが、季節限定の海の幸を使った揚げ物。春〜冬にかけてホタテ、長崎アジ、はも、広島かきといった旬の食材で提供しています。この2〜3月は九州のぶりということで、こちらもいただいてみました。

↑「ぶりかつ定食」1760円のぶりかつ

 

漁獲後すぐに血や神経を抜く「活き〆処理」をした、刺し身でも食べられる新鮮なぶりを使用。また絶妙な火加減と余熱により、身がふんわりとエアリーな食感になっていて驚きのおいしさでした。

↑店の入口には斬新な取り組みが!

 

出世魚ということで、縁起のいいぶり。さらにぶりかつだとプラス“勝つ”のダブル効果で、このメニューは受験生に人気とか。ただ、同店には一層攻めた縁起物がありました。それが現在、つくば本店に設置されている「つくば とんかつ様」。

↑脇には特製の絵馬が用意されています

 

これは、日本屈指のパワースポットとして有名な出雲大社とゆかりのある神社で祈祷したモニュメントになっており、来店した人はだれでも絵馬で祈願できるというキャンペーン。1月13日から開始していて、取材した2月中旬にはすでに700人以上が祈願済でした。

↑たくさんの願い事がびっしり!

 

こちらはつくば本店で3月31日まで実施中。茨城県の受験生はぜひともここで、勝つためのとんかつを! また埼玉や千葉にも展開されているので、まだ「とんかつとんQ」の絶品かつを食べたことのない人は、この機会に味わってみてはいかがでしょうか!

 

 

【SHOP DATA】

とんかつとんQつくば本店

住所:茨城県つくば市東新井13-12
アクセス:つくばエクスプレス「つくば駅」徒歩12分
営業時間:11:00〜22:00(L.O.)
定休日:木