冬の休暇に合わせて海外旅行へ出かける人で混雑する仁川国際空港(資料写真)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が6日発表した国際収支(速報値)によると、1月の経常収支は26億8000万ドル(約2850億円)の黒字だった。黒字は2012年3月から71カ月連続。冬休みシーズンで韓国人の海外旅行が増え、訪韓中国人客の減少が続いたことから、旅行収支は過去最大の赤字を計上した。

 1月のサービス収支は44億9000万ドルの赤字で、赤字幅は過去最大だった前月(37億7000万ドル)よりさらに膨らんだ。

 サービス収支のうち旅行収支は21億6000万ドルの赤字で、過去最大を更新した。訪韓外国人客から得た旅行収入は10億9000万ドルにとどまったのに対し、韓国人が海外で支出した金額を示す旅行支払は32億4000万ドルに上った。同月の海外への出国者数は前年同月比22.4%増の286万7000人で過去最多だった。

 一方、海外からの入国者数は95万6000人で前年同月比21.7%減少した。訪韓中国人客は46.0%減の30万5000人。韓銀によると、米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備に反発して報復措置を取っていた中国は昨年11月末に韓国への団体旅行を一部許可したものの、旅行には大きな制約を付けているという。

 このほか、サービス収支のうち建設収支は8億4000万ドルの黒字だったが、加工サービス収支は7億7000万ドルの赤字、輸送収支は6億ドルの赤字、知的財産権使用料収支も5億4000万ドルの赤字だった。

 1月の商品収支(貿易収支に相当)は81億1000万ドルの黒字だった。世界貿易の回復や半導体市況の好調などが追い風となり、輸出は520億7000万ドルを記録した。輸入は439億6000万ドル。