浅草と聞いて頭に浮かぶグルメのひとつ、蕎麦。なかでも、週末のお昼にしか食べられない、特別な蕎麦がある。サプライズ感たっぷりの一軒をご紹介しよう。



シンプルだからこそ、ダイレクトに蕎麦の香りを楽しめる。

週末だけの幻ランチ!記憶に残る太すぎる蕎麦
『おざわ』の「太打ちざる」¥900

シンプルの極みともいえる蕎麦で、他では絶対にお目にかかれないメニューを打ち出したのが、この『おざわ』。雷門のある中心地から少し離れているものの、週末しか食べられない幻ランチなんだと誘って、女子の好奇心をかきたてる。

常連客の要望に応えるうち、今の形に行き着いたという、「太打ちざる」。太さ1cm、厚み2mmの極太蕎麦は、見た目のインパクトと、味わったことのない強いコシ、蕎麦の常識からは考えられない、“もぐもぐ”という食感がSNSでも話題になった。

旨味の強い辛口のつゆと絡めていただけば、強烈な噛み応えに驚くこと必至。極太蕎麦は中心まで均一に火を通すのが難しく、試行錯誤の結果、平打ちに辿り着いた。



サイドメニュー「卵黄味噌」¥600を。

せっかくの週末だから昼から呑みたい、そんな欲を満たしてくれるのは、サイドメニューのおつまみ。中でも一押しの「卵黄味噌」は、卵の状態で味噌床に2〜3日漬けた逸品。ねっとりと舌に絡みつくほど濃厚で、ビールが進む。

この店には細切り、粗挽きの蕎麦も揃うが、通は太打ちそばをもつまみにするとか。のびることがないので、塩と一緒につまみながら一杯やるのも最高。

ほろ酔いでまた下町に繰り出すのも、週末の浅草だから出来る贅沢だ。



店主のこだわりで揃えたというベルギービールとの相性も抜群。黒を基調とした店内は、テーブル席を中心にゆったりと寛げる雰囲気で、デートにぴったり。