Vivo APEXのポップアップカメラ、すでにEssentialが特許取得済み?Androidの父ルービン氏が指摘
MWC2018にて、中国の新進スマートフォンメーカーVivoが発表した全面ディスプレイのコンセプトモデル「APEX」。フロントカメラをノッチ(切り欠き)収納ではなく、本体上部からポップアップさせるアイディアが驚かれましたが、実はEssentialが特許を取得済みであることが明らかになりました。

Essentialは「Androidの父」ことアンディ・ルービン氏がGoogle退社後に設立した企業。他ならぬルービン氏がTwitter上で指摘したことで判明したかたちです。
APEXはカメラを起動すると、画面上のエッジ部分から「にゅっ」とモーター制御でカメラ部がせり上がり、0.8秒で撮影可能となる動作をスムーズに披露しました。

しかもディスプレイ内蔵の指紋認証センサーも搭載され、全画面ディスプレイと機能性を両立する完成度の高さ。このまま製品化してもいいのでは......という声も聞かれたものです。

APEXについて「これを見ましたか?」とTwitter上で質問されたルービン氏は、「ああ、見たことありますよ。こちらをどうぞ」と特許のリンクをツイート。電動ポップアップ機構の特許が取得済みであると示したしだいです。
「モバイルデバイスの表示領域を最大化するための装置および方法」という、まさに全画面ディスプレイを志向している特許は2016年5月に出願され、2017年に承認されています。「カメラが起動されたときにモバイル機器の外部にポップすることができる」とされる装置は、APEXのメカニズムそのものです。

VivoがAPEXをコンセプトモデルに留めて製品化に言及しなかったのは、Essentialが特許を取得済みであると知っていたためかもしれません。

特許を取得しているからといって製品化されるとは限らないのは、他社の特許全般にもいえること。APEXが好評だったこともあり、VivoとEssentialが調整の上で、何らかの形でポップアップカメラスマホが発売されることを望みたいものです。