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キヤノンは3月5日、デンマークのマイルストーンシステムズのビデオ管理ソフトウェア「XProtect」に組み込むアプリケーションとして、映像内の動体をシルエット表示できるソフトウェア「Moving Object Mask for Milestone XProtect Version 1.0」を4月9日に発売すると発表した。

同社は、ネットワークカメラの映像に付加価値を持たせることで、セキュリティや顧客サービス、マーケティングなどの分野に活用できる映像解析ソフトウェアの商品化を進めており、新製品は個人が特定できないように映像内の動く人物などをシルエット表示するソフトウェア。

映像には個人を特定できる情報が含まれることが多いため、シルエット表示によりプライバシーに配慮することで、映像活用のシーンが広がるという。

レストランや会議室など共有スペースのネットワークカメラ映像に映る人物をシルエット表示することで、プライバシーに配慮しつつ、空席状況や混み具合などのモニタリングを可能としている。

また、シルエット表示した駅やバス・タクシー乗り場の映像を配信することで、利用者が事前に混雑状況や行列待ちの長さなどを確認でき、これらの情報は迂回ルートの選択や利用時間帯の検討など行動判断の一助となり、顧客サービスの強化につながるという。

さらに、シルエット表示する領域を映像内から複数指定することを可能としており、例えば美術館や博物館などでは、立ち入り禁止エリア以外をシルエット表示領域として指定し、来館者のプライバシーに配慮しながら特定エリアのモニタリングができる。

加えて、工場においては作業者のみをシルエット表示することで、プライバシーに配慮しながら生産・物流エリアなどのモニタリングができる。映像解析ソフトウェア「People Counter for Milestone XProtect Version 1.2」(別売り)と同時に使用することで、映像内を移動する人物をシルエット表示しつつ、人数カウントや人の流れを確認することを可能としている。