アジアで注目の国、シンガポールを東京で体感!
写真家、レスリー・キーがいざなう、シンガポールの美味しい世界。

写真家のレスリー・キーさんが<ヨージヤマモト>の2018年春夏コレクションを故郷シンガポールで撮影した。摂氏30度の国、シンガポールの名所でヨージの服に身をまとったモデルたちをモノクロームの写真でまとめたもの。作品は青山の<ヨージヤマモト>でも展示され、オープニングには長年の友人である、シンガポール観光大使も務める俳優の斎藤工さんもヨージの服で身を包んで登場!この機会にレスリーさんと斎藤さんにシンガポールの魅力ついて話を聞いた。

レスリー・キー×斎藤 工 私のシンガポールについて。

レスリー 僕には故郷が2つあるんです。僕を「写真家」として育ててくれた日本で、もう一つは生まれたシンガポールです。いつもその故郷に恩返しをしたいと思っていました。今回、大好きな<ヨージヤマモト>の春夏コレクションとシンガポール政府観光局の仕事でシンガポールでの撮影がようやく実現しました。
斎藤 工 20代の頃、沢木耕太郎さんの『深夜特急』に憧れていた僕は、意識的にシンガポールを旅先に選ぶことがなかった。今年、シンガポールの魅力を伝える「観光大使」に任命されると同時に、シンガポールの有名映画監督エリック・クー監督の映画に出演する話もいただきました。その結果、20年らいの友人であるレスリーと撮影する機会も増えました。また、映画出演の次にクー監督の推薦で、作品を監督する機会もいただいた。シンガポールは僕にとって大切な国となっています。

レスリー ずっとシンガポールを撮影したいと思っていました。特にインフィニティープールで有名な<マリーナ・ベイ・サンズ>です。シンガポールのアイコンにもなっているこのホテルは被写体として憧れの場所。なかなか撮影できないのですが、シンガポール政府観光局さんの協力で、プールでの撮影も実現しました。モデルにシンガポール(広東語では星加波)を象徴する星を形作ってもらうなど、存分に撮影が実現したのです。
斎藤 工 シンガポールは実に色々な国の人が混じり合い、パワーが溢れる国。今後、俳優であり監督として活動するために重要な場所だと思っています。

モダンクラシックなシンガポール料理とレスリー作品とのコラボレーションも。

そして、モダンクラシックなスタイルでシンガポール料理が楽しめるレストラン<楽堂>では、レスリーさんのシンガポールでの作品が展示されている(3月31日まで。好評につき延長の可能性あり)。色とりどりのプラナカンの器と鳥かごのインテリアの中でシンガポールの写真を見ながらシンガポール気分を盛り上げて見てはいかがだろう。また<楽堂>は、日本在住のシンガポーリアンの間でも噂になり、シンガポール大使の接待料理に指名されるほどの超本格派シンガポール料理ををお楽しみいただける、人気のレストラン。日本にいながらシンガポールの「今」のスタイルをぜひに。

〈楽堂〉は現地直輸入の薬膳、漢方をふんだんに取り入れた薬膳人参スープなど、滋養に良いシンガポール料理をさらにモダンに表現している。

ラッフルーズコース(昼:7品4,800円、夜:10品6,800円)、薬堂コース(昼:8品6,800円、夜:11品8,800円)を注文したお客様にはマーライオンの形をした可愛い仙草ゼリーがプレゼントされる。

〈楽堂〉
東京都港区南青山5-11-5住友南青山ビルB1 tel 03-6712-5175 11:30〜15:30,18:00〜23:00、日、祝休み。

photo_Sakiko Nomura