生活習慣は、それぞれの国の事情によって特徴があるもの。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・今日頭条は2日、「日本と中国で、真逆の習慣や風習にはどんなものがあるか」とする記事を掲載した。

 記事は、「日本は同じアジアにある隣国だが、われわれとは大きな違いのある生活習慣が多く、完全に逆というものもある。初めて日本にやって来た中国人はおそらく、多くの点で慣れなさを感じるかもしれない」としたうえで、日本と中国で「真逆」だという習慣について主なものを3つ挙げている。

 1つめは、トイレットペーパーの扱い。「中国ではペーパーをくずかごに入れてください、日本ではくずかごに入れないでください」としたうえで「日本ではペーパーをくずかごに入れる行為は蔑視の対象となる。ペーパーを流してもパイプに詰まらないので、便器に捨てなければならないのだ」と説明した。

 2つめは、電車内で繰り広げられる光景。「中国の地下鉄はまるで市場のようにおしゃべりも飲食もし放題、日本の地下鉄はまるで病院のように静かで秩序正しい」とし、満員状態の東京の地下鉄車内が異常なほどに静かであり、乗客たちが本を読んだりスマホをいじったりボーっとしたりして過ごしていることを紹介した。また、日本の若い人たちはどんなことがあっても優先席に座ろうとしないとも伝えている。

 3つめは、ドラッグストアの形態だ。「中国の薬局は薬局、日本のドラッグストアはまるで雑貨屋」とし、中国の薬局は薬品以外にせいぜいトイレットペーパーぐらいしか置いていないが、日本のドラッグストアは「中国の女性であれば、2時間はいられる。なぜなら、化粧品やケア用品、スナックフード、スマホカバー、食器など何でも揃っているからだ。買い物好きにとっては、その看板を見るだけで衝動を抑えられなくなってしまう」と紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)