二年目の余裕で、開幕戦Vを飾ったミニョン(撮影:村上航)

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<ダイキンオーキッドレディス 最終日◇4日◇琉球GC(6,558ヤード・パー72)>
堂々とした態度。圧倒的な安定感は今年も健在だ。国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」最終日、3日間大会とイレギュラーな戦いを制したのは、昨年賞金ランク2位のイ・ミニョン(韓国)だった。
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今季初戦でも緊張、動揺は一切なかった。出だしの1番で120ヤードから9番で1mにつけてバーディを奪うと、4番パー5で2打目を花道まで運びながらもバーディを奪えなかったが、どこ吹く風。「アマチュアのアプローチでしたね(笑)ちょっと恥ずかしかったけど切り替えました」と動じない。さらに一つバーディを重ねて折り返すと11番、14番、15番と立て続けにバーディ。さらに18番パー5では2オンに成功し楽々バーディ締め。トータル11アンダーと唯一の二桁アンダーで今季最初の栄冠を手にした。
強さの秘密の一つに二年目の余裕がある。「去年はあまりにバタバタでなんにも覚えていないです。全てが一からだったので不安だらけでした」と、6オーバー・35位タイ。それが昨シーズン過ごしたことで環境にも慣れた。「コースに着いたら何をすればいいのか流れが分かっているのでもう不安はありません」。すれ違う選手と談笑するなどすっかり溶け込み、、昨年とは気持ちに歴然の差がある。参戦初年度で二勝を挙げた実力者。持っている力を発揮できるようになれば、この日の強さも不思議ではない。
そんな今シーズンは「メジャー優勝」が目標。賞金女王は「意識していません。メルセデスランク1位は車がもらえるのでちょっと欲しいですが(笑)」と、目標にしていないという。「賞金女王は獲りにいって獲れるものではありません。やっていく中でついてくるものですから」。あくまで目の前の試合に勝つためにやった結果でしかない、という考えだ。
二年目の余裕はこんなところにも。「今年はあの大会に行ったらあそこのお店に行こう、などと考えています。すでに宮崎(アクサレディス)で、どのお店に行くかは自分の中で整理がついていますよ(笑)」。このたたずまい。すでに女王の風格が漂いはじめていると思わずにはいられない。(文・秋田義和)
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