ポジティブ思考が採用につながる4つの理由

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求職活動についての私の見方は、大半の人とは異なる。私は、採用を見送られた求職者はそれを喜ぶべきだと信じている。私はキャリアコーチとして、顧客にはこの拒絶の後に続く無限の機会を示したい。全てはものの見方次第だ。

私は、求職中のさまざまな段階の人から相談を受ける。何か月も(時には何年も)就職活動をしても上手くいかない人がいる一方、まだ活動を始めていない段階で相談に来る人もいる。

相談者の現状にかかわらず、私のアドバイスはいつも同じで「ネガティブ思考は出来る限り避けましょう」ということ。

多くの人は、自分が求職中に悲観的なアプローチを取っていることに気づいていない。というのは、ひねくれた態度は自然と生まれるものだからだ。過去のキャリアが失敗に終わると、「チャンスはあと1回しかない」、「今度失敗したらもう終わりだ」などと考えがちだ。

楽観的な気分になれない人のために、ポジティブ思考が理想の仕事を見つけるためになぜ重要なのか、その理由を4点挙げる。

1. ネガティブ思考の方が楽

就職活動中は、意識して前向きでいるよりも、悲観的な見方をする方が簡単なのは間違いない。人間とは習慣を好むもので、求職中にいつも皮肉な見方をしていると、その思考を捨てるのがより難しくなる。

悲観的な考え方はまた、偽りの安心感にもつながる。何かに挑戦する時に「きっと上手くいかない」と思うタイプの人は、失敗することに慣れてしまう。

見方を変えてみよう。もし不採用となった時には、その面接から学んだことを全てリストアップしてみること。こうすることで、本当に大切な仕事に対して常に準備しておくことができる。

2. 不採用は良いこと

断言しよう。あなたが期待を膨らませる求人は、必ずしも「あなた向け」のものばかりではない。おそらく中には、これまでの経歴にぴったりだったり、企業のモットーが自分の哲学に合致していたりするものもあるかもしれない。それでも、想像力を膨らませすぎてはいけない。一つのものだけに自分の望みを全て託さないこと。

自分にとって理想だと思い込んでいた仕事で採用されなかったら、それは素晴らしい学びの機会に恵まれたということ。不採用により自己イメージを形作ってしまう代わりに、不採用をバネにして、本当に自分にふさわしい仕事を見つける時に備えよう。

3. ネガティブ思考は精神を傷つける

ネガティブな態度を取れば、理想の仕事を探すのが難しくなるだけでなく、長期的な幸福や健康に悪影響を与えうる。複数の研究結果から、楽観主義者は悲観主義者と比べ、健康な心を保てる率が2倍であり、ストレスがずっと少ない生活を送っていることが分かっている。

気持ちを切り替え、目先のことについて思い悩むのを止めること。私は、悲観的な顧客が失敗や落胆を常に予感することによって不安にさいなまれ始める様子を、いつも目にしている。

不健康や不幸につながるストレスを消し去るヒントは、小さなことにくよくよしないことだ。よく聞くアドバイスかもしれないが、心配から抜け出せない時にはこれを繰り返し言い聞かせる価値がある。

次の面接や家賃の支払いのことでストレスだらけになってしまうのではなく、リラックスし、不安な気持ちを吹き飛ばせるようなポジティブな言葉を自分に投げかけよう。

4. ポジティブ思考は職歴より大切

採用でモノを言うのは履歴書だと思うかもしれないが、これは最も大切な要素ではない。もちろん過去の経歴によって特定の職務資格を満たせることもあるが、雇用主側が常に求めているのは、物事を達成しようとする人、モチベーションの高い人だ。

職歴に不足があろうと、前向きで自信と生気に満ちた態度で面接に挑めば、周囲にも伝わるだろう。履歴書の内容に縛られてはいけない。経験不足だから採用されない、などとは考えないようにすること。前向きに、精力的に、優れたところをアピールすれば、雇用主も雇いたいと思ってくれるはずだ。

求職活動の試行錯誤の中で、笑顔でいるのが難しいこともあるかもしれない。ネガティブ思考が忍び寄ってくるのを感じたら、自分にこう言い聞かせてみよう。最高の仕事はすぐそこにある、ポジティブでいればそれを見つけることができる、と。