サービスのイメージと機器。 (画像:グローリー発表資料より)

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 グローリーとアイホンの2社は、カメラ付ドアホン端末による「顔認証入館システム」の開発、ならびに販売のための協業を行うと発表した。

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 人物認証と入館のシステムには多彩な需要があるが、両社が着目しているのは「保育施設」である。

 いろいろの問題からセキュリティ性が求められると同時に、しかし出入りの機会がどうしても多くならざるを得ない、児童の多い保育施設という環境において、人的リソースを最小化しつつ、セキュリティを高めるための認証システムの導入という需要があると考えられるためだ。

 グローリーは、既に社内保育所において、開発された顔認証システムを導入、2016年12月以来テスト運用している。保育所の入り口の横にあるカメラ付きのドアホン端末で登録された保護者を顔認証し、ドアの開錠、館内に来訪者があることの通知を自動で行うのだ。

 1年間に及ぶ調査の結果として、このシステムが実用可能なレベルにあることは確認された。そこで、さらなるバージョンアップのため、IXシステム(アイホン)と顔認証入館システム(グローリー)を組み合わせた新しいシステムを開発、販売するための協業を行うことが決定されたのである。

 当該システムは3月6日から開催される東京ビックサイトの「リテールテックJAPAN」のグローリーブースにて参考出品される。発売は、2018年の5月中旬を予定している。

 なお、グローリー社はもともと通過処理機の開発をしていた企業だが、2003年から顔認証システムも手掛けており、現在は平均1秒で99%超の高い認証率(他人受け入れは0.01%、本人拒否は0.5%)を誇る。

 アイホン社はインターホンやナースコールを開発している専門企業である。IXシステムはIPネットワーク対応インターホンで、2018年5月に新モデルが発売される業務用モデルだ。