アップルがデュアルディスプレイ端末の特許を取得。折り畳み型iPad Proやタッチスクリーン付きMacBookの可能性?
アップルが2つのディスプレイを搭載したデバイスの特許を取得していることが明らかになりました。上下に配置されたディスプレイの間にはヒンジ軸があり、開閉できる折りたたみ型となっています。
上下のディスプレイは、ともにタッチスクリーンの可能性もあり。つまり「デュアルディスプレイ型のiPad Pro」や「キーボードをタッチスクリーンに置き換えたMacBook」もあり得るかもしれません。
特許には、使用にあたって着用する偏光サングラスも併記。上下のディスプレイ同士の反射を抑えて見やすくする、実用性が考慮された内容となっています。この特許は「視認性を高め、反射を抑えたデュアルディスプレイ装置」と題されるもの。米国特許商標庁(USPTO)に2015年9月22に出願され、2018年2月27日付で公開されました。
ここに記載されている「電子機器」は、ヒンジ軸を中心に相対的に回転する第一のディスプレイおよびハウジングと、第二のディスプレイおよびハウジングから構成されています。
このうち下部のディスプレイには「トラックパッドやキーボード、または他の入出力装置の収容」もできるとのこと。そして上下ディスプレイともに「タッチスクリーンディスプレイであり得る」とされています。
すなわち、「物理キーボードをタッチスクリーンに置き換える」ことや「タブレット端末を折りたたみ式の二画面にする」形態も可能と思われます。
さらに、ヒンジは固定型ないしマグネット式など着脱できる方式も含まれるとのこと。固定式のクラムシェル型や、iPad Pro用のSmartキーボード型もあり得るということでしょうか。
特許の「視認性を高め、反射を抑え」る機能については、ユーザーが着用する偏光サングラスによってフォロー。ディスプレイ内にも仕込まれた偏光板と合わせて、ディスプレイが発する光の反射を抑制する工夫が述べられています。
もっとも、特許が取得されたからといって、必ずしも製品化されるとは限りません。アップルはすでに何千もの特許を取得しているものの、日の目を見ていないものがほとんどです。
デュアルディスプレイは目新しいアイディアではなく、これまで何度か製品化されてきました。特に2010年にはAcerから14インチ×2枚のICONIAが、東芝からは7型ワイド×2枚のlibretto W100が登場する謎ブームが来たこともあり。
いずれも一部では好評だったものの、タッチスクリーンに伴う「押した感がない」ことがノートPCのタッチタイプと相性がいいとは言えず、使う人を選ぶ製品となっていました。
iPad Proと市場をかぶらせない配慮のためか、アップル公式でのMacBook系でのタッチスクリーンは今のところMacBook ProのTouch Barに限られています。
デュアルスクリーンという思い切った変革よりも、一枚のみのディスプレイをタッチスクリーン化することを望むMacBookユーザーが少なくないかもしれません。
上下のディスプレイは、ともにタッチスクリーンの可能性もあり。つまり「デュアルディスプレイ型のiPad Pro」や「キーボードをタッチスクリーンに置き換えたMacBook」もあり得るかもしれません。
ここに記載されている「電子機器」は、ヒンジ軸を中心に相対的に回転する第一のディスプレイおよびハウジングと、第二のディスプレイおよびハウジングから構成されています。
このうち下部のディスプレイには「トラックパッドやキーボード、または他の入出力装置の収容」もできるとのこと。そして上下ディスプレイともに「タッチスクリーンディスプレイであり得る」とされています。
すなわち、「物理キーボードをタッチスクリーンに置き換える」ことや「タブレット端末を折りたたみ式の二画面にする」形態も可能と思われます。
さらに、ヒンジは固定型ないしマグネット式など着脱できる方式も含まれるとのこと。固定式のクラムシェル型や、iPad Pro用のSmartキーボード型もあり得るということでしょうか。
特許の「視認性を高め、反射を抑え」る機能については、ユーザーが着用する偏光サングラスによってフォロー。ディスプレイ内にも仕込まれた偏光板と合わせて、ディスプレイが発する光の反射を抑制する工夫が述べられています。
もっとも、特許が取得されたからといって、必ずしも製品化されるとは限りません。アップルはすでに何千もの特許を取得しているものの、日の目を見ていないものがほとんどです。
デュアルディスプレイは目新しいアイディアではなく、これまで何度か製品化されてきました。特に2010年にはAcerから14インチ×2枚のICONIAが、東芝からは7型ワイド×2枚のlibretto W100が登場する謎ブームが来たこともあり。
いずれも一部では好評だったものの、タッチスクリーンに伴う「押した感がない」ことがノートPCのタッチタイプと相性がいいとは言えず、使う人を選ぶ製品となっていました。
iPad Proと市場をかぶらせない配慮のためか、アップル公式でのMacBook系でのタッチスクリーンは今のところMacBook ProのTouch Barに限られています。
デュアルスクリーンという思い切った変革よりも、一枚のみのディスプレイをタッチスクリーン化することを望むMacBookユーザーが少なくないかもしれません。