普段女子には縁遠い、ボリュームたっぷりの下町グルメ。でも、エンターテイメント感溢れる浅草なら、「ランチにどう?」の誘いにもふわりと乗れてしまう。

今回は、浅草散策で是非立ち寄るべき、絶品喫茶店ランチをご紹介しよう。



レトロな外観と風情ある佇まいだが、実はオープンして13年という浅草では若い店。窓際の席からは、六区商店街を大勢の人々が行き交う浅草らしい景色が

女子の「撮って♥」はお約束!インスタ映えの、はみ出るソーセージ
『珈琲天国』の「ホットドック」¥360

せっかくの浅草だから、あれもこれも食べたい!食いしん坊のカップルは、誘惑の多い浅草を歩くと、胃袋がひとつであることを恨めしく思うだろう。そんな二人が立ち寄るべきは『珈琲天国』。

20cm超のソーセージが大胆にコッペパンからはみ出す「プレーンホットドック」¥360は、その迫力から、外国人観光客たちが“バッファロー”と呼ぶほど。ひと口でパンまでたどり着くのは至難の業だ。

しかし、この店のコンセプトは「食べ歩いた後でもお腹に入るメニュー」。それゆえ、特注のコッペパンはふんわりと軽く、ソーセージもシンプルで、小腹にちょうど収まるスナック感覚で楽しめる。



こちらも名物の「ホットケーキ」(\600)

店内には若いカップル、寄席帰りのお爺さん、外国人観光客…と、今の浅草を象徴するような顔ぶれ。年齢も国籍も違う客層だが、「ホットケーキ」を頬張る顔は、みんな幸せそのもの。

銅板で1枚1枚焼き上げられた、名物の「ホットケーキ」¥600とともに、2人でシェアを。



「オリジナルブレンドコーヒー」¥550の底に、店長曰く「ごくたまにしか出ない」という大吉の文字がのぞけばラッキー




休憩時間を挟まず、朝4時まで営業しているのもすごい。花柳界が華やかな頃は、夜通し芸者さんたちが訪れ、仕事終わりにひと息ついていたそう

地元で愛されるレトロ喫茶!こだわりのケチャップ味は誰もが懐しい
『ロッジ赤石』の「ナポリタン」¥800

喫茶店の定番メニューといえばナポリタン。それも今では、ピンと来る女子は少ないという。そんな女子が一度は体験しておくべき、これぞ!なナポリタンが、喫茶レストラン『ロッジ赤石』にある。

観音裏を抜けた住宅街に佇む同店は、昭和のゲーム台がそのままテーブルに使われるなど、微笑ましいほどにアットホーム。観光客であふれるTHE 浅草とは異なる下町の素顔がそこにはある。

この店のナポリタンは言わずと知れた看板メニューだが、具材は非常にシンプル。甘み、酸味、コクのバランスが絶妙な味の決め手は、初代オーナーがこだわったメーカー「ナガノトマト」のケチャップにあるのだという。



中でもこれを目当てに訪れる人も多いというのが「カツ重」¥1,050

一見ヘビーでも、ラードではなくサラダ油で揚げているので、すんなり食べ切れる。軽やかな口当たりのカツと甘めのタレは、相性抜群でクセになる。

ただの喫茶店と侮るなかれ。メニューはピザや丼もの、デザートに至るまで、実に約100種に及ぶ。

地元の人に混ざり、彼らに愛され続ける味を体験するのも、浅草デートの醍醐味だ。



ゲーム台のテーブルに当たれば、ランチをしながら会話も弾む


シンプルなのに、たまらなく旨いトーストを出す店はここ!



オニオントーストは、満腹でもするりと入る小ぶりサイズがちょうどいい。バターの風味の中に、練りからしの辛味が効いて絶妙なアクセントに

値段もまるで昭和!2人をタイムスリップさせる喫茶店
『珈琲アロマ』の「オニオントースト」¥280

街のあちこちに強烈な地元感が漂う店がある浅草は、よそ者にはハードルが高いことも。でも、そこに一歩踏み出すスリルを共有できれば、二人の距離はぐっと縮まるというもの。

『珈琲アロマ』は昭和39年創業、カウンター16席のみの小さな店。それでもオープンから閉店まで、絶えず常連客が訪れる。

最初は居心地の悪さを覚えるが、コーヒー1杯を飲み終わるころには、江戸っ子の主人と自然に会話が弾んだりする。これぞ、駅前のカフェでは出会うことのない体験だ。



店のトーストやサンドには、全て話題の『ペリカン』を使用

今では購入するのに予約必至の『ペリカン』の食パンだが、開業当初からの付き合いゆえ、その味を店内で楽しめる。外はカリッ、中はモチモチの焼き立てがたまらない。おすすめのオニオントーストをひと口頬張れば、彼女もリラックスモードに。

玉ねぎとピクルスのスライスに自家製マヨネーズを塗ったシンプルな絶品サンドイッチは、浅草デートの思い出にきっと一生刻まれる。



また、女子に人気の「アンズ生ジュース」¥400も。自家製で、酸味と甘みが絶妙。フラッペ状で供されるので、スプーンでその食感を楽しもう。