宇野昌磨、羽生結弦【写真:Getty Images】

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ツイッターデータ、トップ3はフィギュア&カーリングの日本勢で独占

 平昌五輪は17日間の戦いに幕を下ろしたが、ツイッター上でも大会期間中のインプレッション(露出数)が336億件を記録するなど、世界中で盛り上がりを見せたという。感動の主役は日本の誇るスーパースター、フィギュアスケート男子シングル金メダリストの羽生結弦(ANA)だった。ブラジルテレビ局「UOL」電子版が報じている。

 記事によると、ツイッターは平昌五輪におけるデータを公表し、全世界で五輪関連のインプレッション(露出数)が336億件を記録。競技関係の投稿数は1億300件に及んだという。なかでも、世界で最もツイートが多かったのは「Yuzuru Hanyu」と「Shoma Uno」の栄光のワンツーフィニッシュの直後だったという。

「日本が金メダルと銀メダル(ユヅル・ハニュウとショーマ・ウノ)を獲得した瞬間の男子フィギュアスケートが1位だった」とレポート。宇野が最終滑走者で滑り終えると、羽生が66年ぶり連覇が決まり、宇野と日本フィギュア史上初のダブル表彰台の偉業を成し遂げた。さらに、日本勢がトップ3を独占している。

「次に日本女子のカーリングチームが英国を破った瞬間が続いた」とレポート。3位決定戦で英国のラストショットで劇的な銅メダルを獲得した瞬間が堂々の2位。そして、続いたのは、またもや羽生。「3位は再びスケーターのユヅル・ハニュウだ」と記し、魂で演じたフリーの「SEIMEI」の演技直後だったと紹介している。

選手別は羽生&宇野がワンツーフィニッシュ、競技別はフィギュアが1位

 選手別では堂々の1位が羽生、2位が宇野。3位は韓国でショートトラックで金メダルを2個獲得したチェ・ミンジョンだったという。ここでもワンツーフィニッシュを決め、羽生と宇野の爆発的な人気が浮き彫りになった。

 競技別では1位がフィギュアスケート。2位はカーリング、3位はスピードスケートのショートトラック、4位はスピードスケート、5位はスノーボードだったという。いずれも日本勢がメダルを獲得した競技だった。

 カーリング女子は日本の藤澤五月が韓国で「オルチャン(美女)」の異名を取り、絶大な人気を博した。日本を準決勝で下し、銀メダルを手にした韓国のキム・ウンジョンも「メガネ先輩」として国民的人気となり、「氷上のチェス」と呼ばれる頭脳戦はツイッター上でも、大人気スポーツとなったようだ。

 最大の利用者は開催国の韓国で、2位が日本、3位が米国、4位がタイ、5位がインドネシアだったという。特集では「トップ5のうち、4か国を占めたアジアの冬季五輪における力は明白」と分析している。(THE ANSWER編集部)