デジモンスタッフによるイラスト色紙(画像は渡辺けんじさん提供)

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平昌冬季五輪のフィギュアスケート男子金メダリスト、羽生結弦選手。国民栄誉賞の授与が検討されているようだが、もうひとつ、うれしいプレゼントが届きそうだ。

デジモンスタッフが粋な贈り物

「デジモン」や「たまごっち」などで活躍しているキャラクターデザイナー・渡辺けんじさんが2018年2月28日、羽生選手を真ん中にデジモンのキャラクターが描かれた色紙の画像をツイッターにアップした。

「羽生結弦選手がデジモン好きと聞いたので、デジモンスタッフからイラスト色紙送ることにしました!金メダルおめでとうございます!」

羽生選手を囲んでいるのは、2001年〜02年にかけて放送されたデジモンシリーズのアニメ第3作「デジモンテイマーズ」の主要キャラクターたちだ。「ギルモン」(左)、「レナモン」(右)、「テリアモン」(手前)、「デュークモン」(奥)が描かれている。

投稿のリプライ(返信)には

「すごい!こんなコラボあるんですね!」「素敵です!!」「テイマーズのレギュラーデジモンとはグッジョブすぎる!」「羽生くん愛されてるなー」

などといった反響が寄せられている。

なお2月18日には、羽生選手がファンだという人気漫画「東京喰種トーキョーグール」の作者、石田スイ氏が羽生選手を描いたイラストをツイッターに投稿し、話題となった。

羽生選手の心の支えはデジモンソング

羽生選手のデジモン好きは、最近ファンの間で話題になった。

今年2月19日に放送されたTOKYO FMのラジオ番組「LOVE CONNECTION」で、羽生選手は試合前に聴く曲や心の支えとしている曲「Cheer up SONGS」の第1位に、和田光司さんの「風 〜re-fly ver.〜」を挙げた。

「和田光司さんは(亡くなって)もういらっしゃらないんですけど、もともと僕はデジモンが好きで、デジモンの曲です。ただ翼とか風とか、向かい風の中を飛んで行くような、そんなイメージが強くある曲。和田光司さんも(天の)上から見ていただけていたらな、と思いました」

この曲は、「デジモンテイマーズ」の挿入歌「風」(01年)を和田さんが15年にセルフカバーしたもの。和田さんは初代デジモンアニメ「デジモンアドベンチャー」の主題歌「Butter-Fly」(99年)をはじめ、デジモンファンにはおなじみのアニソンシンガー。16年4月に上咽頭がんで亡くなった。