『ボックストロール』ソフト化が決定
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 『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』『コララインとボタンの魔女 3D』など、手作りのストップモーションにこだわり続けるアニメーションスタジオLAIKA(ライカ)が2014年に発表し、長らく日本未公開・未発売となっていた映画『ボックストロール』のブルーレイとDVDが、6月2日に発売されることが決定した。

 本作は、見た目は不気味だが心は優しい不思議なモンスター“ボックストロール”たちに育てられた人間の少年が、悪徳害虫駆除業者につかまった家族を取り戻すため大冒険を繰り広げるファンタジー。アカデミー賞やゴールデングローブ賞へのノミネートに加え、アニメのアカデミー賞といわれるアニー賞で13部門にノミネートされるなど、本国アメリカで高い評価を集めた。

 ストップモーションによる温かみのある映像で、家族愛や本当の勇気をテーマにした物語が展開。また同時に、見た目や階級で他者を差別する人間社会をシニカルに描いており、現代社会へのメッセージも込められた、深みのある一本に仕上がっている。

 幻想的な日本を舞台にしたファンタジー『KUBO/クボ』が日本でもヒットしたことで、同作のソフト化に合わせた日本リリースがついに決定。LAIKAのCFOを務めるブラッド・ヴァルドは「『KUBO/クボ』の大ヒットをきっかけに、LAIKAの3作目『ボックストロール』を、ついに日本の皆さんにお届けできる事をとても嬉しく思い、興奮が止まりません! 世代を問わず全ての日本のファンの皆さんに、愛していただける作品だと信じています。皆さん『ボックストロール』の世界を楽しんでくださいね!」と喜びを語っている。

映画『ボックストロール』は6月2日発売 ブルーレイ:4,800円/DVD:3,800円(各税抜) レンタル同時リリース 発売・販売元:ギャガ