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ワコムは2月27日、4Kに対応した23.6型サイズの高精細液晶ペンタブレット「Wacom Cintiq Pro 24」と、Wacom Cintiq Pro 24に装着して利用可能なクリエイティブ用途のモジュール型PC「Wacom Cintiq Pro Engine」を3月29日に発売すると発表、記者向けにデモンストレーションを交えながら発表会を開催しました。

ベーシックなWacom Cintiq Pro 24ペンモデルは257,040円(税込)、ペンに加えタッチ操作が可能なペン&タッチモデルは311,040円(税込)です。ペン&タッチモデルは5月発売の予定となっています。

ワコムのグローバル・プロダクトマネジメント シニア・バイスプレジデントのハートムート・ヴォーレイン氏は、ワコム製品をこよなく愛するイラストレーターやデザイナーといった2Dを主戦場とするユーザーはもちろん、3Dでのクリエイティブを行うユーザーの利用状況をつぶさに観察したといいます。そして利用者の声を聴いたところ、柔軟性や作業効率、長時間のクリエイティブ作業においても負担の少ないエルゴノミクス性が求められていると分析しました。そこで誕生したのが、今回のWacom Cintiq Pro 24です。

クリエイターが液晶ペンタブレットに求める、紙と同様の「自然な書き味」を実現するために、さまざまな要素を盛り込みました。具体的には、液晶パネルのガラス部分に微細な凹凸を施して、外光の反射をおさえつつペンの書き味を整えたAG(アンチグレア)処理や、同梱のWacom Pro Pen 2における視差(ペン先と画面で描画が離れて見えること)低減などが挙げられます。ペンの座標精度や筆圧感知に関しては、従来のPro Penとの比較で約4倍の精度を実現したりと、精緻なチューニングによってペンの追従性を向上しています。

○Wacom Cintiq Pro Engine

ワコム初となるモジュール型PCのWacom Cintiq Pro Engineは、Wacom Cintiq Pro 24背面にドッキングすることが可能。設置スペースを節約するすっきりとした環境を生み出すことに貢献しています。

気になるスペックですが、CPUにIntel Core i5-7300HQを採用したモデルと、Intel Xeon E3-1505M V6を採用したモデルの2種類を用意。GPUはともにNVIDIA Quadro P3200(6GB)で、VR(仮想現実)を含めた多彩なクリエイティブ現場で最適な処理速度と描画速度を実現するとしています。メモリやSSDは、使用状況に応じてカスタマイズすることも可能です。Wacom Cintiq Pro EngineのCore i5モデルは311,040円(税込)、Xeonモデルは397,440円(税込)となっております。

今回の発表会では、Wacom Cintiq Pro 24と、年内に発売を予定している32型の液晶ペンタブレット「Wacom Cintiq Pro 32」専用となる、組み立て式スタンド「Wacom Ergo Stand」もアナウンスされました。ペンタブレットを縦置きにした使用ニーズが多いことから、画面角度の調節に加えて回転(ピボット)をサポート。

従来製品と同様のしっかりとした作業テーブルのような安定感に加え、よりクリエイターが作業しやすい環境を実現するとしています。Wacom Ergo Standは、Wacom Cintiq Pro 24にWacom Cintiq Pro Engineをドッキングした状態でも使えます。発売は、5月を予定しているとのことです。

また、Wacom Cintiq Pro 24を含め、ワコムの現行製品すべてを展示する特別な「ワコムギャラリー」を期間限定でオープンするというニュースも。期間は2018年3月3日(土)から同年4月15日(日)となっており、ワコムのスタッフが常駐しているほか、全製品を実際に手にとって試すことができます。ペンとタブレットの微妙な書き味などは、実際に試してこそわかるもの。この機会に足を運んで、ワコム製品に触れてみてはいかがでしょうか?

○ワコムギャラリー

期間 : 2018年3月3日(土)から4月15日(日)

場所 : 東京都江東区常盤1-15-1 1F

※東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河」駅より徒歩約8分、都営大江戸線・新宿線「森下」駅より徒歩約8分